中国新聞LEADERS倶楽部
2019年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

「走る歓び」 地域と共に発展を

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代表取締役社長 兼 CEO 丸本 明 (まるもと あきら)

―昨年、社長に就任されました。どんな一年でしたか。

2018年は、各地で自然災害があり、広島県外の販売会社の事業を含め、地元の皆さまのご支援に対する感謝と、地元の発展に貢献することへの責任の重さを実感する年でした。7月豪雨では、従業員のボランティア派遣や車両の提供、被災された取引先への物資・資材の提供など、復旧に向けた取り組みを行いました。今後も地域の皆さまと話し合いできる限りの支援を続けます。

4月に「今後の取り組み方向性」を公表しました。現在の中期経営計画を踏まえ、今後3年間を本格的成長に向けた足場固めの期間と位置付け、持続的成長への道筋を示しました。新技術の開発や商品の競争力の向上、米国を中心とする販売網改革の加速などに取り組んでいます。

―技術戦略を聞かせてください。

10月に最新の技術ビジョンの説明会を開催しました。ロータリーエンジンを発電機として使用するロータリーレンジエクステンダー付きの電気自動車技術や、コネクテッド技術への取り組みを公表するとともに、クルマの持つ魅力である「走る歓び」を通じて、「地球」「社会」「人」とクルマが共存する世界の実現を目指すことを宣言いたしました。

―新型「マツダ3」を発売します。

昨年11月、新世代商品の幕開けとなる新型「マツダ3」をロサンゼルス自動車ショーでお披露目しました。革新的な「スカイアクティブ技術」や深化した「魂動デザイン」により開発された商品と、人と人とのつながりを重視した誠実な「顧客体験」を通して、お客さまにマツダ車を保有する価値を感じ続けていただき、お客さまと世界一強い絆で結ばれたブランドになることを目指していきます。新型マツダ3は、今年初頭、北米から販売を始めます。日本での発売時には、ぜひ、見て乗って五感で体感いただければと思います。

―将来への意気込みを聞かせてください。

来年は創業100周年を迎えます。地域の皆さまに支えていただき、創業の地である広島で事業を続けられることに深く感謝しています。一人でも多くの方に親しみのある身近な存在と思っていただけるよう、これからも事業を通じて社会、地域に貢献してまいります。

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新世代商品の幕開けとなる新型「Mazda3」
概要
社名マツダ株式会社
本社所在地〒730-8670
広島県安芸郡府中町新地3-1
Tel 082(282)1111
設立1920年1月30日
事業内容乗用車・トラックの製造、販売など
資本金2840億円(2018年3月31日現在)
売上高3兆4740億円[連結ベース、2018年3月期]
従業員数4万9755人[連結](2018年3月31日現在)
研究開発拠点本社、マツダR&Dセンター横浜、マツダノースアメリカンオペレーションズ(米国)、マツダモーターヨーロッパ(ドイツ)、中国技術支援センター(中国)
生産拠点国内:本社工場(本社、宇品)、防府工場(西浦、中関)、三次事業所
海外:中国、タイ、メキシコ、ベトナム、マレーシア、ロシア
販売会社国内220社、海外140社(2018年3月31日現在)
ホームページhttp://www.mazda.co.jp/