広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部広島の元気を創る 中国新聞 LEADERS 倶楽部
2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

60年の感謝乗せて確実に成長


代表取締役社長 土田 和正 (つちだ かずまさ)

―昨年はどんな年でしたか。

 マツダ車のディーラーとして創業し、昨年で60周年を迎えました。4月に記念事業として、広島県交通安全協会に車両を提供。自動車整備士養成学校に設備機器を寄贈しました。10月は安古市店(広島市安佐南区)をリニューアル。黒を基調にウッドのアクセントを用いた内外装で、車を際立たせる照明とインテリアを設置するなど、マツダが進める新世代店舗コンセプトで仕上げています。
 一方で新型コロナウイルスという敵とビジネスの共存を考え続けた年でした。バブル崩壊やリーマン・ショック以上の厳しさを感じています。当初は現場と危機感が共有できていなかったため、社員と対話の場を設け、コロナ禍での営業展開について話すうち、危機意識が浸透。夏場に営業が急伸し、最終的には黒字を達成しました。あらためて当社の事業は、社員一人一人の能力や心持ちによって成果が大きく変わることを実感しました。

―社員教育に注力してきました。

 会社の財産は人であり、人材の育成こそ会社を強くする一番の方策です。特に当社は平均年齢30歳強と若い社員の多い会社。商品知識のみならず、顧客の気持ちに寄り添える社員の教育に引き続き投資していきます。また当社は男女共同参画社会の実現を推進しており、18店舗中3店舗の店長を女性が務めています。今後は半数の9店舗を目標に、女性店長の育成を進めていきます。

―地域貢献にも意欲的です。

 先代社長の故松田弘は「地域と共に発展し続ける企業、それがアンフィニ広島」と言っていました。幾多の危機を地元広島の支えで乗り越え、今があることを忘れてはなりません。一昨年からは「Teamがん対策ひろしま」の一員として、がん検診の啓発にも取り組んでいます。

―新しい年の抱負は。

 2019年から広島東洋カープの鈴木誠也選手を起用して、新ブランドコンセプト「PUT ON! その想いを乗せていく。」を打ち出したCMを展開しています。若手社員が中心になって制作し、過去60年間の「Thanks(感謝)」を踏まえて「Next(未来)」に向かうというメッセージが込められています。今後もお客さまに寄り添い、確実に成長していける会社を目指します。


広島東洋カープ鈴木誠也選手を起用した企業CM
概要
社名株式会社アンフィニ広島
本社所在地〒732-0802
広島市南区大州5丁目5-37
Tel 082(286)4103
創業1960年6月
事業内容自動車(マツダ車を中心とした新車・中古車)の販売、整備、自動車用品の販売及び自動車保険等の各種代理店
資本金9000万円
売上高101億円(2020年9月期)
従業員数358人(2020年11月現在)
支社・支店・工場広島県内18店舗/広島市内、福山市、廿日市市、呉市、東広島市など
ホームページhttps://www.efh.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。