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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

全車種併売 独自の魅力プラス


代表取締役社長 古谷 英明 (ふるたに ひであき)

―2020年はトヨタ全車種の併売化が始まった変革の年でした。

 これまでトヨタの販売店はトヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店の4系列で取り扱い車種が異なっていましたが、20年5月から全店舗で全車種を購入できるようになりました。商品で差異化できないとなると、人で違いを出すしかありません。当社は「人財育成」に着目し、従業員のスキルアップに取り組みました。特に注力したのは副店長研修の再教育です。これにより、どの店舗でも同じレベルで接客できる体制を整え、広島トヨペットとして統一した魅力を発信していきます。

―「HIROSHIMA+(ヒロシマプラス)」というコーポレートスローガンを展開しています。

 全車種併売化に当たって人材育成とともに取り組んだのが「自社ブランディング」の強化です。「HIROSHIMA+」は広島に関わる全ての人に新しい価値を提供することを意味しています。当社の創業者である私の曽祖父は「みんなで幸せになろう」という経営理念を掲げました。トヨタ自動車が自動車会社からモビリティカンパニーへの転換を進める中、ディーラーも自動車販売だけやっていればいいという時代ではありません。将来の方向性について考えた時、立ち戻ったのが創業時の理念であり、当社は広島で暮らす方々と広島を訪れる方々に幸せをプラスする会社でありたいと考えました。この行動指針を胸に、今後はホテル業や文化施設経営など新事業への進出も進めていきます。

―コロナ禍を契機にオンライン商談システムを構築しました。

 ネット通販の隆盛に伴い、商談から見積もり、購入まで全てリモートで完結する「HTPオンライン」を開設しました。これまでは直接対話し、信頼関係を築いた上で購入してもらっていましたが、コロナ禍でのお客さまの選択肢として用意しました。

―モータースポーツや文化活動にも積極的に取り組んでいます。

 昨年は「広島マツダ」(広島市中区)とスーパー耐久レースに参戦しました。今年も広島の自動車ディーラー同士、一緒に地元を盛り上げます。開設5周年を迎える情報発信基地「CLiP HIROSHIMA」(中区)でもイベントを仕掛けていきます。


広島トヨペット本社
概要
社名広島トヨペット株式会社
本社所在地〒733-0031
広島市西区観音町7-8
Tel 082(503)5151
設立1943年1月
事業内容トヨタ新車販売、中古車の小売・卸販売、自動車修理及び車検・法定点検整備代行、トヨタ純正部品販売、自動車用品・機器販売、損害・生命保険代理店業務、情報通信機器販売、リース業務、レクサス新車・CPO販売
資本金3000万円
売上高393億6496万円(2020年3月期)
従業員数710人(2020年11月現在)
支社・支店・工場新車23店舗(内新車・U-Car併売店舗4店舗)、アンテナショップ1店舗、福祉車両1店舗、レクサス2店舗、U-Car(中古車)7店舗 他
関連会社㈲広島トヨペットテクニカ、(株)レンタサービス中国、HTPディライト(株)
ホームページhttps://www.h-toyopet.com/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。