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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

セブに姉妹校新設 国際性磨く


理事長 武田 義輝 (たけだ よしてる)

―共学化して2年たちました。

 志願者が女子大の頃に比べて約3倍になり、男子学生の人数も1年目より増加しています。昼の休憩時間にキャンパスを見ると、にぎやかになったと感じます。
 これまで初等教育学科で公立小学校教員採用試験に高い実績を挙げてきた学びの伝統は、新設した教育学部教育学科にも受け継がれています。学生が主体となって「採用試験対策の会」を開き、先輩から合格するための「虎の巻」も受け継いでいます。

―ICT(情報通信技術)教育を実践してきました。

 2013年度以降、将来的なICT教育の普及に備えて全学生にiPad(アイパッド)を配布し、日々の学習に活用してきました。新型コロナウイルスの感染拡大で20年度前期はオンライン授業が中心でしたが、教員、学生とも端末に慣れているのでスムーズに移行できました。

―海外の姉妹校とどのように連携しますか。

 フィリピンのセブに8月、「ラプラプセブ国際大学(LCIC)」が開校します。ソーシャルサービス学部やツーリズムマネジメント学部など4学部を設置する予定です。
 来年2月から本学の学生の留学が可能になります。授業料、寮費、食費込みで4週間6万8千円。語学としての英語だけでなく、教養科目も英語で学べます。LCICで修得した単位は本学の単位として認定。日本との時差は1時間で、本学の授業にもオンラインで参加できます。
 寮は10人1ユニットのシェアハウス型を完備。留学生の国籍は韓国や中国のほか、東南アジア全域を想定しています。共同生活を体験することで、異文化に対する理解を深めてもらいたいと考えています。
 LCICでは、日本語や日本文化を学んだフィリピン人の介護福祉士も育てていきます。学生が日本での就労を希望すれば、広島の福祉施設を紹介する予定です。

―どのような学園にしていきたいですか。

 人生の土台をしっかりと築ける教育に力を注ぎます。国際感覚を磨く本学の学生を支援すると共に、日本で福祉関係の仕事を希望する海外の学生の橋渡しもします。こうした取り組みを通じて、地域になくてはならならない学園を目指します。


8月開校予定のラプラプセブ国際大学
概要
法人名学校法人武田学園 広島文教大学
所在地〒731-0295
広島市安佐北区可部東1丁目2-1
Tel 082(814)3191(代表)
設立1948年
大学院広島文教大学大学院 人間科学研究科教育学専攻
学部・学科教育学部 教育学科(初等教育専攻・中等教育専攻)
人間科学部 人間福祉学科
人間科学部 心理学科
人間科学部 人間栄養学科
人間科学部 グローバルコミュニケーション学科
取得できる資格幼稚園教諭、小学校教諭、中学校・高等学校教諭(国語・英語)、栄養教諭、児童英語教員、日本語教員、司書、保育士、公認心理師、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、栄養士、管理栄養士 など
ホームページhttps://www.h-bunkyo.ac.jp/university/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。