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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

多彩なコンテンツ 全国に発信


代表取締役社長 三吉 吉三 (みよし きちそう)

―2020年は開局50年でした。

 節目の年を機に、次世代につなげるための事業を継続します。昨春には、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に関連した当社の宣言を決めました。環境保全やダイバーシティ推進など社会課題の解決に向けて動き始めています。まずは、地域を元気にして経済の循環を生み出す施策を実行していきます。

―具体的な取り組みは。

 プロジェクションマッピング事業で、街を明るくします。関連事業として石﨑本店ビル(広島市中区)の壁面を常設LEDウォールビジョンにし、昨秋から鮮やかな映像を映しています。季節ごとに内容も変え、写真映えするスポットにします。放送では、情報番組「みみよりライブ 5up!」(平日午後4時39分~)でタレントの石田靖さんが広島県内23市町を訪ね、魅力の掘り起こしと活性化のお手伝いをしています。
 新しいビジネスの創生にも挑戦します。県と広島銀行が進める事業「広島オープンアクセラレーター2020」に参加。スタートアップ企業と提携し、若手人材も投入して地方創生につながる事業を生み出したいです。

―自社コンテンツを多彩な手法で展開しています。

 動画投稿サイト「ユーチューブ」に昨秋、「勝ちグセ。Carpチャンネル」を開設。広島東洋カープの選手たちの好プレーやインタビューの映像を集め、好評です。また、地上波のカープ中継で流している副音声の舞台裏をライブ配信するなど新しい試みにも挑戦しました。昨春に開設した地域密着型エンタメウェブマガジン「ひろしまリード」では、番組で紹介したグルメなどのトピックスを記事にし、「読むテレビ」として発信。時間をかけて作り上げたコンテンツを全国にも届けます。

―今後の地方放送局の役割は。

 コロナ禍による社会の急速な変化で、地方放送局はビジネスモデルの変革を迫られています。生き残るためには、新たな価値を創造していくことが大切です。放送事業だけでなく、多様なコンテンツ制作や展開を担う「地域メディア」として、また広島と地域、海外を結ぶハブ機能の役割を果たせる「地域プロデューサー」として、ふるさとの活性化のために成果を上げていきます。


概要
社名株式会社広島ホームテレビ
本社所在地〒730-8552
広島市中区白島北町19-2
Tel 082(221)7111(代)
設立1969年12月(開局1970年12月)
事業内容基幹放送事業・放送番組の制作ならびに販売
資本金5億円
売上高85億100万円(2020年3月期)
従業員数129人(2020年10月現在)
支社・支局東京支社、大阪支社、福山支社、福岡支社、呉支局、三次支局
関連会社ホームテレビ映像(株)、(株)asovo
ホームページhttps://www.home-tv.co.jp

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。