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2021年新春トップインタビュー 広島のトップが想いを語る

多角経営でブランド構築に力


代表取締役会長
兼CEO
松田 哲也 (まつだ てつや)

―マツダの正規ディーラーとして今年88周年を迎えました。

 当社の事業の中心は地元広島で生産されたマツダ車の販売・整備です。これまでマツダ車の拡販を通して地元経済の発展に寄与してきました。近年は多角経営を進め、ボルボやロータスといった輸入車販売業、不動産業、人材派遣業、情報通信業など幅広い事業に挑戦しています。平和記念公園に隣接する「おりづるタワー」(広島市中区)の運営もその一つです。広島の新たな観光スポットとして、国内外で認知が進んでいます。グループ会社は昨年3社増え、現在23社になりました。

―昨年は新型コロナウイルスの打撃を受けた年でした。

 多くの事業がコロナの影響を受け、25年間続いてきた黒字が途絶えました。自動車事業に関しては、既存の顧客とのつながりを強化することに力を注いでいます。
 おりづるタワーは3月末まで平日を休館にします。我慢の時期が続きますが、私は1カ所でじっとしていられない性格。その間に状況を整理し、会社の長期的な方向性について考えを深めました。未来に向けての種まきが進んだ一年になりました。

―今年の計画は。

 大州本店(南区)の建て替えに着手します。当社の新世代店舗と位置付け、従業員が働きやすい職場環境を整えます。おりづるタワーで試みた「ワークとライフの融合」をコンセプトにした「LDKオフィス」をさらに進化させます。
 また、ベトナムに自動車整備士養成学校を開校します。当社は一昨年から整備士を志す広島県内の学生に向け、返済不要の給付型奨学金での支援をしています。安全安心な自動車社会を実現するため、整備士の育成にも責任を持って取り組みます。

―社内の新しい取り組みは。

 「マツダ車を扱っている会社」というイメージから脱却すべく、情報発信に力を入れ、当社のブランド構築を図ります。その一環として、専門部署の創設やスタジオの設置を進めています。今年は会員制交流サイト(SNS)や動画配信サイトを活用して、「HAPPYHAPPY(あなたの幸せが私の幸せ)」「SPECHIGHER(誠実な努力で日々成長)」を行動規範とする広島マツダグループの魅力を広く伝えていきます。


概要
社名株式会社広島マツダ
本社所在地〒730-0016
広島市中区幟町13-4
Tel 082(225)3600
設立1941年5月
事業内容マツダ乗用車・商用車の販売修理/中古車の販売・特装車の販売/自動車部品・用品・レジャー用品の販売/損害保険・生命保険の代理店業務/車両リース・不動産の運用・管理/レンタカー事業/貸し会議室事業/ボルボ正規ディーラー ボルボ・カー 広島大州の運営/ロータス正規ディーラー ロータス広島の運営/カーセブン広島大州店の運営/ICT事業/おりづるタワーの運営
資本金8000万円
売上高222億7671万6651円(2020年9月期)
従業員数正社員442人、全社員(派遣スタッフ除く)598人(2020年9月現在)
支社・支店・工場広島県内に20拠点
ホームページhttps://www.hiromaz.co.jp/

企画・制作/中国新聞社地域ビジネス局
※2021年中国新聞元旦号に掲載したものです。