学力アップなび

<高校生>模試の活用 本番意識し家で挑戦を

2020/6/21
イラスト・奥田美奈子

イラスト・奥田美奈子

 ▽駿台予備学校広島校校舎長 磯川勝さん

 6月に入って学校が再開し、落ち着きを取り戻しつつある頃でしょうか。しかし、新型コロナウイルス感染症への注意は今後も必要です。「3密」を避ける生活を心掛けましょう。

 感染拡大防止のため、4月以降に予定されていた模試の多くが中止や延期になりました。受験生からは「学習の到達度や、全国の受験生の中での自分の位置が分からない」といった焦りや不安の声が上がっています。

 そこで上手に活用したいのが、家でペーパーテストに挑む「自宅受験」や、パソコンを使って解答する「オンライン受験」ができる模試です。

 試験監督はいませんが、緊張感を持って臨みましょう。制服に着替え、気持ちを切り替えるのもいいですね。試験時間を曖昧に管理するといった態度は論外。「入試本番の練習」であることを強く意識してください。

 大学入試センター試験に代わって新たに始まる大学入学共通テストに不安を感じている人もいるでしょう。センター試験の過去問を使った学習だけで高得点を狙うのは難しそう。見たことのない形式の問題にも慌てず、挑戦する姿勢が求められます。今の学力を把握し、新傾向に慣れるためにも、ぜひ模試の受験をお勧めします。

 駿台では7月27日〜8月9日、3年生や既卒生を対象とする「駿台 atama+共通テスト模試」を、オンライン版公開模試として実施します。参加無料で、志望校の合格可能性の判定もします。

 模試は入試本番で求められる手順や心構えを身に付けるトレーニングです。どんな形式でも同じように取り組んでください。

 試験が始まったら、まず問題をよく見て。問題それぞれの難易度を見極め、時間配分をして解きましょう。時間が余れば見直しもしっかりと。全問完答を目指します。ただ、実際には完答できなくても合格点の獲得は可能。多くの受験生が正解できる問題を正答し、さらに上乗せができるよう問題に取り組みます。

 受験後の復習も不可欠です。模試当日▽答案返却時▽忘れかけた頃(例えば3カ月後)―と最低3回は復習して学力を定着させましょう。成績表と一緒に受け取る資料に採点講評があれば熟読を。受験生の誤りやすい点が指摘されていますので、復習に生かしてください。

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  • 駿台予備学校広島校校舎長 磯川勝さん

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