学力アップなび

【第5回】解答例 広島国際学院高2年 栗栖 葵さん(17)=東広島市

2020/12/1 16:59
栗栖葵さん

栗栖葵さん

 開発から使用まで一切を全面禁止する核兵器禁止条約の批准が五十カ国・地域に達した。核兵器を非人道的で違法と断じる初の国際規範が生まれる。しかし、米英仏ロ中の五大保有国や他の保有国は参加を拒否しているため実効性が課題だ。日本は安全保障上の理由から参加せず、被爆者を中心に国内で参加を求める声が高まっている。

【解答例PDF】ここをチェック、講評で詳しく

 戦争をなくすには平和を祈るだけでは何にも変わらない。核兵器廃絶の実現のために私たちができることはいったい何だろう。

 戦争の恐ろしさを知ること、伝えることが私たち一人一人にできることではないだろうか。広島は第二次世界大戦で被爆した土地であり、そこに住む私たちは小学生の頃から平和教育を受けている。戦争と核兵器は切り離せない。それによって起こった出来事の恐ろしさを学んできた。被爆者が減少している今、私たちは戦争の恐ろしさ、核兵器廃絶の重要さを伝えていく必要がある。

 また、核兵器がなくならない以上、今も世界のどこかで起こっている戦争はなくならないだろう。だが、核兵器廃絶が容易ではないことも確かだ。だからといって現状が続くことに何の疑問も持たないのは違うのではないだろうか。私たち一人一人が核兵器の恐ろしさを知るために、広島で私たちが平和学習をしてきたように各国でも平和学習をすることを提案する。原爆がどれほど大きな出来事だったか、核兵器の恐ろしさをより多くの人が重大なこととして、捉えるだろう。そして、核兵器廃絶が当たり前だと思える世界にしていくことが大切だと考える。

 今、そして未来のためにも、一人一人が現状を変えようとすることが核兵器廃絶につながる。

【第5回】問題
【第5回】講評
【第5回】その他の解答例と講評
【第5回】ポイント
【第5回】次回(第6回)問題

この記事の写真


    クリックでPDFファイルが開きます

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

新聞で磨く小論文の最新記事
一覧