学力アップなび

手話で合唱/給食は無言 ウィズコロナの学校生活、感染予防と学び両立模索

2021/4/18 19:57
登校し、すぐに体温や体調を記した健康観察票を提出する

登校し、すぐに体温や体調を記した健康観察票を提出する

 新型コロナウイルス禍の中で学校も2年目の春を迎えた。1年前の一斉休校を経て、学校現場では感染予防と学びの両立へ模索が続く。子どもたちはどう過ごし、教員はどんな思いを抱いているのだろう。ウィズコロナの日常を見せてもらうため、段原小(広島市南区)を訪ねた。(新本恭子)

 ■朝の時間

 午前8時ごろ。マスク姿の児童は教室に着くと、まず「健康観察票」を教卓に提出する。毎朝の体温や体調を記録したカードだ。健康チェックやマスク着用、3密の回避といった「新しい生活様式」は学校で今も徹底されている。「休憩後の手洗いとかルールが増えた。どれも当たり前になった」と6年大谷美穂さん(11)。全校集会は、それぞれの教室のテレビに映る校長の話を聞く。

 ■授業風景

 3月半ば、1年生の音楽の時間をのぞくと、声を出す代わりに手話での合唱に取り組んでいた。CDの歌声に合わせ、手の動きで歌詞を表す。「上手に心で歌えるようになったね」。菅真由美教諭が優しく語り掛けた。制約がある中でも音楽を楽しんでほしいと、手話の活用を思い立ったという。

 室内で近距離での合唱は、感染リスクが特に高いとして、文部科学省が感染が爆発的に拡大しているエリアでは行わないよう定める教科活動の一つ。現在の感染状況を踏まえ、同小では4月から、マスクをして距離を保つなど感染対策を取った上で短時間口ずさむ機会も設けている。

 ■給食・放課後
(ここまで 591文字/記事全文 1314文字)

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  • 音楽の時間に、CDの歌声に合わせて歌詞を手話で表現する児童
  • 給食は机を前に向けたまま、静かに味わう
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