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みんなの新聞コンクール

新聞感想文<小学5・6年生>「チップで守る命の重み」 広島市・広島大付属東雲小6年 川添 もあさん(11)

2019/11/14
中国新聞6月13日付

中国新聞6月13日付

ペット なぜ捨てるのか


 私の家にはキャラメルという名前のトイプードルがいる。私はキャラメルが大好きで、小さいころから追いかけっこをして遊んだ。でも最近は、私の当番である毎日のご飯、トイレの片づけが面倒に感じていた。そのときこの記事が目に留まった。

 捨て犬や捨て猫を防ぐためにチップをつけるそうだ。私は、義務化しなければいけないほど捨てる人がいるとは思えず、なぜ捨てるのかを調べてみた。すると、かわいいと思って飼い始めたが、世話が大変だったから捨てたのだそうだ。自分にも芽生えていた面倒という気持ちが捨て犬、捨て猫につながっていることにドキッとした。しかし私は、今までキャラメルを捨てようなんて考えたこともないし、これからも絶対にありえない。

 ペットを捨てる人は他にもいる。ペットを販売する業者だ。売れ残ったり、高齢で子どもを産めなくなったりしたペットを捨てることがあるそうだ。業者のことなので正直、自分には身近な問題ではなくなった気がした。でも、なぜ業者の人がペットを捨ててしまうのかと考えたとき、これは私たちにも責任があることだと気づいた。

 ペットショップに行くと、誰もが生まれたてのかわいい子を飼いたくなるだろう。少し大きくなった子は見向きもされない。こういうことが業者の人がペットを捨てることにつながっているのではないか。

 ペットはおもちゃではない。全てのペットがそれぞれ大切な命を持っている。このことを深く考えずに簡単に飼う人が多すぎるのではないか。

 日々の世話は大変だが、それ以上にキャラメルとの楽しい時間がある。これからも大切な家族としてキャラメルと一緒に暮らしていきたい。

■最期まで世話しよう


 犬を飼っているのでペットの話題に興味がありました。調べると、犬や猫がたくさん捨てられていることが分かりました。多くの人に現状を知ってもらいたくて、自分の経験も踏まえて書きました。

 私も時々、散歩などが面倒だなと思うことがあります。でも、こうした手の掛かる世話も含めて最期まで一緒に暮らすことが飼い主の責任だと思います。このことを多くの人に考えてもらい、動物の命を大切にしてもらいたいです。

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