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▽怖い夜の世界 照らす光 ホタルが飛びそうな日って、なんとなく分かるものだそうです。言われてみると、風のない、少し生暖かい日、静かに黄緑色の光が飛ぶような気がします。私はホタルの匂いを嗅ぐのが好きで...
▽生と死、田んぼの片隅で 夜、電気をつけていると、たくさんの虫が家の周りに寄ってきます。虫たちを食べに集まるのがカエルです。窓ガラスに丸い指先を張り付け、喉をゴロゴロ鳴らしています。
▽得手不得手、補い合って この春に引っ越した先で、家のすぐ近くの畑を借りました。ジャガイモのほか、ソースなどに加工するトマトや、ひょうたん形のバターナッツカボチャを植えています。
▽風や鳥と共演、心地よく 私は広島県北部の北広島町に移り住んで、自然の中で大好きなギターを弾くことが増えました。草原の中で奏でると、山からの風に草木が揺れる音や鳥のさえずりが、私の歌と共演してくれて...
▽作物の食べ頃をキャッチ 田んぼの畔や、山裾の草地を歩いたり走ったりしているとつまずきそうになることがあります。土が盛ってある場所や、表面の草が剥がれてしまったところです。それは、イノシシが地面を掘...
▽この土地で出合う生命 洗濯物も、保存するための食べ物も、私たちは太陽に向けて干します。ほかの生き物もそうです。亀は石の上で甲羅干し、カワウは羽を広げて日に当てます。「干す」ことは、共通するものなの...
▽風薫る初夏の色合いへ 茶色だった里山は黄緑に色を変え、水を張った田がキラキラ輝く季節になりました。私は今、田植えの仕事を手伝っています。 この時季は毎年、どこかの農家に雇ってもらいます。ことしは、...
▽手作り感ある空き家へ 4月末、私は引っ越しました。といっても、前に住んでいたところから車で15分ほどで、同じ北広島町です。標高が700メートルを超え、広葉樹で囲まれています。学校に通う子がいる若い...
▽麦芽 煮詰め懐かしの味 私が畑で小麦を育てていると、近くに住む60代の男性が「昔の麦のあめを食べたいのう」とつぶやきました。50年ほど前は甘いものが貴重だったとのこと。懐かしそうな表情に触れて、私...
▽足の強さが猟の心得 猟師の先輩方の中で、会うたびに私の足の強さを褒めてくれる人がいます。それが師匠の一人、河野元八(こうの・もとはち)さん(72)です。山への愛情の深さや、山歩きの豊富な経験から猟...
▽怖い夜の世界 照らす光 ホタルが飛びそうな日って、なんとなく分かるものだそうです。言われてみると、風のない、少し生暖かい日、静かに黄緑色の光が飛ぶような気がします。私はホタルの匂いを嗅ぐのが好きで...
▽生と死、田んぼの片隅で 夜、電気をつけていると、たくさんの虫が家の周りに寄ってきます。虫たちを食べに集まるのがカエルです。窓ガラスに丸い指先を張り付け、喉をゴロゴロ鳴らしています。
▽得手不得手、補い合って この春に引っ越した先で、家のすぐ近くの畑を借りました。ジャガイモのほか、ソースなどに加工するトマトや、ひょうたん形のバターナッツカボチャを植えています。
▽風や鳥と共演、心地よく 私は広島県北部の北広島町に移り住んで、自然の中で大好きなギターを弾くことが増えました。草原の中で奏でると、山からの風に草木が揺れる音や鳥のさえずりが、私の歌と共演してくれて...
▽作物の食べ頃をキャッチ 田んぼの畔や、山裾の草地を歩いたり走ったりしているとつまずきそうになることがあります。土が盛ってある場所や、表面の草が剥がれてしまったところです。それは、イノシシが地面を掘...
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▽足の強さが猟の心得 猟師の先輩方の中で、会うたびに私の足の強さを褒めてくれる人がいます。それが師匠の一人、河野元八(こうの・もとはち)さん(72)です。山への愛情の深さや、山歩きの豊富な経験から猟...