くらし
チェンジ!なりたい自分になる 弁護士・斎村美由紀さん(43)=広島市中区
▽単調な仕事着、モダンに
法律事務所で離婚や相続の相談を受け、裁判所に出向く毎日です。職業柄「きちんと感」のある装いを心掛けると、黒やグレーのスーツがどうしても多くなり、マンネリ化してしまいます。きちんとし過ぎて相談に来た人に、きつい印象を与えてしまっても困ります。エレガントでモダンな大人の女性の着こなしが知りたいです。
▽白の割合増やしてかっこよさ抑える
はっきりとした顔立ちの斎村さん。外見イメージ診断では、優雅な「天女」がメインで、シャープな「女神」も強い個性と分かりました。
ただ斎村さんの場合、ダークカラーのスーツを着ることが多く、印象は「天女」より「女神」に偏りがちです。大人の女性のこなれた装いをしたくても職業柄、色やデザインが華美になるのは避けたいところ。そこでシャープさを抑え、エレガントな雰囲気が際立つようにプロデュースしました。
メインアイテムは、オンオフを問わず着回しの利くレトロモダンな柄のワンピースを選びました。出張先に一枚持って行けば活躍する、キャリアウーマンの強い味方です。肩からすとんと落ちるシンプルな形で、生地の表面の織りが適度な厚みを出すため、体のラインが気になりません。モノトーンの配色で華やかさは控えめです。
「モノトーンコーデ」の場合、柄や黒と白の割合で雰囲気がずいぶん変わります。曲線を強調した幾何学模様は、はっきりとした印象を和らげてくれます。ジャケットや靴で白の割合を増やすことで、かっこよさを抑えます。
今回は、小物使いとメークで優しさを出しました。ネックレスはパールに。目元は、ミントカラーのアイシャドーで涼やかに彩りました。
きちんと感に、品のある遊び心をプラスする―。そんな気持ちで仕事着を選ぶと、肩の力が抜けた「大人っぽさ」を演出できます。
文・こすも=パルブライト・イメージコンサルタント(広島市)
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