くらし
共働き夫婦 家計どう分担
共働き夫婦の家計の分担に悩む広島市中区の会社員男性(29)からの相談です。
「わが家は共働きで、妻と私の給与額は同じくらい。でも、妻は今を楽しく過ごすのを大切にし、細かく計画せずにお金を使います。一方、私はまず生活費を確保しないと不安で、貯蓄もしっかりしたい。夫婦のどちらかに給与を全額預けて任せるか、同じ額ずつ出すべきか…。それとも食費は私、光熱費は妻と項目別に分けるか。お互い納得して家計を分担するには、どうすればいいでしょう」
【読者からの回答】
★生活費を半々で出す
話し合いの上、生活費を半々で出し合う方法をお勧めします。家賃、食費、水道代、光熱費など項目別に封筒に入れて管理すると、家計簿代わりにもなって便利です。夫婦でも、金銭感覚はそれぞれ違います。互いがストレスを抱えないよう、残った給料はそれぞれの財布に入れ、自己管理してはどうですか。(広島市南区・自営業女性・62歳)
★妻の収入は貯蓄に
私も独身時代、お金を使い切る生活でした。結婚後は夫の収入だけで暮らし、私の収入は全て貯蓄に回しました。女性の場合は出産すると、収入が減るかもしれません。私は時短勤務になり減収になったので、貯蓄しておいてよかったと思いました。夫婦で出産後のシミュレーションをしてみてください。(広島市西区・会社員女性・39歳)
★妻に小遣い渡して
妻に小遣いを多めに渡し、あなたが家計を管理するよう改めた方がいいと思います。ただ「もっと節約して」と言ったら妻に嫌われちゃいますよ。だから、あなたの方が安く買い物をするよう努力、工夫して貯蓄を増やしていってください。(広島市南区・主婦・37歳)
★天引きや積み立て
悩みの原因は、妻の浪費癖にあるように感じます。使って残ったお金をためていく方法でなく、金額を決めて最初に貯蓄し、残ったお金を使うよう改めていくべきです。給与天引きの財形貯蓄や口座引き落としの積み立て定期を利用すると、貯蓄しやすいですよ。(広島県神石高原町・会社員男性・54歳)
★今後の収支を示して
老後に2千万円も不足するといわれていますよね。私の場合はファイナンシャルプランナーを交えて、今後の収入や支出をグラフにしてもらい、夫婦で相談しながら家計を管理しています。将来必要な金額を数字にすることで、妻も少しは今後のことを考えてくれるのではないですか。(呉市・会社員男性・44歳)
★話し合って備えを
私は専業主婦で36年、毎月決めた金額の中でやりくりし、余れば全て貯蓄しました。ボーナスも夫には「ボーなし」と言って一切手を付けませんでした。外食はほぼせず、夫の昼食に36年間、弁当を作りました。車を買う時も現金。ローンは組まない主義です。出産後に向け、計画的にためておかないと大変ですよ。若いうちから話し合って備えましょう。(広島市安佐南区・主婦・59歳)
【係から】
大半の回答者が、将来に備えた貯金の必要性を説いていました。ただ、その方法は、多少無理しても金をためる「我慢派」と、今を楽しみながら無理せず蓄える「ゆったり派」に分かれました。さて、どっち派か、夫婦で話し合いが要るかもしれません。(桜井邦彦)
【お答え待ってます】同窓会控え 再会に戸惑い
同窓会を控え、級友と30年ぶりの再会に戸惑う広島市中区の会社員女性(49)からの相談です。
「高校の同窓会が近々あります。楽しみにしていますが、卒業からもう30年以上が過ぎ、顔を思い出せる同級生は限られています。相手から『〇〇ちゃん』と親しげに話し掛けられても分からないかもしれません。そんなとき、どう対応したらいいでしょう。どんな話題なら盛り上がるのかも心配です。久しぶりの同窓会を楽しむこつを教えてください」
掲載者には図書カードをお送りします。匿名希望でも、住所、名前、職業、年齢、電話番号を明記してください。次回は8月4日の予定です。
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