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【新型コロナ みんなで乗り切る】歌って体操、筋力保つ 広島県理学療法士会の2会員考案【動画】

2020/4/23
「体を弱らせないよう定期的に体操を」と勧める木村さん(広島市東区)

「体を弱らせないよう定期的に体操を」と勧める木村さん(広島市東区)

 外出自粛で体が弱っていませんか。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、家にこもって運動不足になった高齢者のために、広島県理学療法士会の会員2人が、歌いながら体を動かす「パンダのたからもの体操」を考案した。人に会わずしゃべらないと鈍る口やのどの動きも、歌詞中の「パ」「タ」「カ」「ラ」の発声で鍛えよう。

 ▽外出自粛、高齢者にリスク 発声で口やのど鍛える

 安芸地区医師会熊野町訪問看護ステーション(広島県熊野町)の木村和則さん(43)は「皆さん、散歩もおっくうと言われます。このままでは、自粛の後も閉じこもりがちになりそう」と心配する。何とかできないかと今月半ば、訪問看護リハビリステーションひなた庚午(広島市西区)の梶原大輔さん(45)と高齢者向けの体操を創作した。

 広島県内の自治体が勧めている「いきいき百歳体操」を参考に、運動に慣れていない人も取り組める六つの動きで構成。歩く機会が減っているいま、足腰の筋力を保ち、転倒予防につながる動作を選んだ。かかとやつま先の上げ下げやスクワットのような動きなど単純で覚えやすい。スローな和風の歌の1番、2番で、同じ運動を2回繰り返す。

 さらに大切なのが、「パパンダくれたラッパのおもちゃ」と、愉快なフレーズを歌いながら体操すること。この発声が実は、食べる、のみ込む―といった口の機能を鍛え、誤嚥(ごえん)予防にも効果がある。歌いながら体操する同時並行の動きは、認知機能を保つためにも有効なのだという。

 木村さんは日々、「動かない」「しゃべらない」高齢者の増加を実感している。「皆さん、見えない不安から心も休まっていない」。サークル活動やスポーツジムなどに通っていた人が、外出せず人と交わらなくなると、体の運動機能が落ちるばかりか、口周りの筋肉が衰えて誤嚥の恐れも増すという。

 それを防ぐには、意識して体を動かすことが大切だ。木村さんは、この体操を朝昼晩の3回を日課にするよう勧める。「血行もよくなり、体調を保つのに役立ちます。休校などで家にいるお孫さんや家族と一緒に挑戦するのも楽しいですよ」と呼び掛ける。(桜井邦彦)

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