くらし

【認知症からの贈り物 信友直子】<6>書への情熱くじく異変

2020/5/5 19:37
書道展「読売書法展」で特選になった作品と並ぶ母

書道展「読売書法展」で特選になった作品と並ぶ母

 「お母さんね、書道をやめようか思うんよ」

 母が突然、そう言い出したのは2010年のことでした。私が母の認知症の兆候に気付くより2年も前です。

 「えー何で? もったいない」。父も私も青天のへきれきでした。母にとって書道は、趣味の域を越えて生きがいと言ってもいいもの。子育てを終えてから30年間、没頭してきたのです。最後の10年は、全国的に有名な神戸の書家のところまで習いに通うほどでした。
(ここまで 194文字/記事全文 1100文字)

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