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【新型コロナ みんなで乗り切る】レッツ!ひとりウオーキング 楽しみ方を見つけよう

2020/5/19 19:58
木漏れ日の中を深呼吸しながら歩く畠山さん(広島市東区)

木漏れ日の中を深呼吸しながら歩く畠山さん(広島市東区)

 新型コロナウイルスの感染拡大によって外出自粛が続き、「コロナ太り」で悩む人が増えている。運動不足解消にお勧めなのは、3密を避けられる屋外でできる「ひとりウオーキング」だ。寂しい気もするが、楽しみ方を見つけて満喫する達人もいる。

 ▽感動探し

 スマートフォンを相棒にウオーキングに出掛ける。行った先々で、美しい景色や花に出合えば、シャッターを切る。その写真を自分のフェイスブック(FB)で紹介するのが、広島市安芸区の司法書士畠山清子さん(69)の日課だ。

 5月の大型連休明け、東区の山の遊歩道を歩いた。目当てはバラ。咲き乱れる様子を撮影した。「私は午後に歩きます。この時季に海から吹く南風が気持ちいい」。両手を広げて深呼吸する畠山さんに新緑の木漏れ日が降り注ぐ。

 畠山さんにとって1人歩きは感動探し。「読書と同じです」と強調する。1ページずつ本をめくるように1本の道を一歩一歩進む。最近は、ハクモクレンの花びらが不意に落ちてきて、見上げた時の青空と花のコントラストに魅了された。道の先に待っている出合いは、名著の一場面のような感動があるという。

 毎朝、布団から起き上がる前、今日はどこへ行こうかと考える。それが一日の原動力になる。「私はよく食べ、よく歩き、よく寝るを心掛け、病気知らずなんです」と畠山さん。新型コロナウイルスに負けない体づくりのため、FBでウオーキングの楽しさを仲間たちに発信している。

 ▽目標を設定

 目指せ世界1周―。そんな目標を立ててウオーキングを続けてきたのは、広島市安芸区の石田研一さん(75)だ。帰ったらパソコンで1日に歩いた距離をエクセルに入力し、世界1周を赤道の4万キロで計算して距離を積み上げていく。

 「1人歩きでも、目標があると頑張れるものです」と石田さん。2013年から19年までの7年間では、計4万4千キロを歩いた。途中、ホノルル、ロンドンなど有名な都市を経由地に落とせば、世界を回っている感じがして楽しい。

 取り組み方は簡単だ。まずは自分の1歩が何センチかを計算する。石田さんの場合は62センチ。それと1日の歩数を掛けて、歩いた総距離を出す。

 世界1周は相当な年数が要るため、まずは日本の新幹線の駅巡りで挑戦してみるといい。JRのホームページで「広島―大阪337・8キロ」など駅間の距離が分かる。それを目安に列島を縦断してみよう。石田さんの歩行記録はグラフも併用し、遊び心満載だ。

 ▽マスクやフォームは

 折口医院(広島市中区)の高橋浩一院長(61)によると、マスクを着けたままのウオーキングは、息苦しくて呼吸に負担がかかり、心臓が弱い人は倒れてしまうリスクがある。喉の渇きを感じづらかったり、熱がこもりやすくなったりと、熱中症も心配だ。

 一方で、「マスクはコロナ時代のエチケット」とも指摘する。高橋院長は趣味のランニングの際、人通りが多い場所や時間帯を避けて走り、マスクを手に携帯している。「人とすれ違う前に着け外しを」と助言する。

 もう一つ気を付けたいのはフォーム。広島県ウオーキング協会の佐藤光明理事(71)=広島市東区=は「悪い姿勢だと膝や腰を痛めます」と注意を促す。

 足元を見る人が多いが、これでは前かがみになってしまう。歩く時は目線を上げ、20〜30メートル先を見て顎を引く。かかとで着地し、親指の付け根で地面を蹴るように足を進めれば、膝に負担がなく転びにくい。腕を90度にして振ると運動量を高められる。(桜井邦彦) 

この記事の写真

  • 途中、畠山さんはスマートフォンでバラを撮影(広島市東区)
  • 川べりでウオーキングを楽しむ石田さん(広島市中区)

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

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