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迷いを払う「他者の力」 広島大大学院の坂田桐子教授(55)=社会心理学

2020/7/4
坂田桐子教授

坂田桐子教授

 災害時はどう行動すればいいか迷いやすく、そんなとき、人は他者から大きな影響を受けます。この「他者の力」を利用すると、高齢者を避難に誘うことができる。西日本豪雨の被災者の避難行動を調べる広島県の調査に参加し、そのことを実感しました。

 他者の力といっても、無理をして特別なことをする必要はありません。近所や知り合いに気になる高齢者がいれば、「私はもう逃げますね」と一言、自分の方針を伝えればいい。避難の行動を自然にまねて逃げてくれる可能性があります。それは高齢者に限った話ではありません。

 高齢者の場合、子どもや孫からの呼び掛けで避難行動が早まることも調査で分かりました。親が住んでいる地域の気象情報に注意し、災害が起きて逃げるよう伝えるときに具体的な避難場所の名前を出すのがポイントです。名前が分かれば具体的な行き方やかかる時間が頭に浮かび、避難しやすくなります。
(ここまで 382文字/記事全文 646文字)

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