くらし

<お題>おむつ卒業、タイミングは

2020/7/13 20:09

 いつの時代も悩ましいのが、子どものおむつ卒業のタイミングです。最近は紙おむつの性能が良くなり、着け心地のよい大きいサイズの商品も増えています。そのため、外れる時期が遅くなる傾向があるようです。3歳を過ぎても「別に困らない」「自然に卒業するのを焦らず待っている」という親がいる一方で、簡単に外せる方法があれば知りたいという声も聞きます。皆さんはどうしていますか。アドバイスや経験談をお待ちしています。

 ▽読者から

 ■しっかり褒める

 お風呂で子どもがたまたまおしっこしたときに「えらかったね」と褒めます。何日か繰り返した後、今度は子どもが出す前に「おしっこはあるかな」と聞きます。それでできれば次は、「今日はこっちでしようか」とトイレに座らせます。成功したらしっかり褒めます。無理なくおむつが外れますよ。(東広島市・パート女性・55歳)

 ■キャラのパンツ

 長男が幼稚園に入る3歳までにはおむつを外したいと思っていました。店に一緒に行って、長男が選んだキャラクター付きパンツを買いました。長男に「大好きなきかんしゃトーマスをおしっこでぬらしてはいけない」という気持ちが芽生えたようです。もらす前にトイレに行くようになりました。(三次市・パート女性・38歳)

 ■適時トイレ誘う

 長男に布パンツをはかせ、定期的にトイレに誘いました。トイレが怖い長男が「出ない」と言い張っても、便座の前で一緒に10まで数えておしっこが出るのを待ちました。ほんの少しでも出たら「やったね」と大げさに褒めました。おもらししても感情的に叱らずに済むように、片付け用のバケツや雑巾、除菌スプレーをひとまとめにして用意していました。(広島市佐伯区・主婦・40歳)

 ■目標、一緒に挑む

 息子2人もおむつがなかなか外れませんでした。トイレの壁に大きな紙を張り、おしっこが成功したら私がヒーローの絵を描いたり、子どもがシールを張ったりするようにしました。私は「紙をいっぱいにしようね」と励まし、子どももその紙を一緒に作り上げようと頑張りました。無事におむつを卒業しましたよ。(広島市中区・派遣社員女性・46歳)

 ■家ではTシャツ

 2歳の息子は遊びに夢中だとおしっこがトイレに行くまでに間に合わないことがよくありました。おしっこをしたいしぐさを見たらすぐに便座に座らせるために、自宅ではパンツをはかさずにお尻まで隠れるTシャツだけを着せました。おしっこが成功すると褒めちぎりました。本人も感覚をすぐにつかんで、昼間は布パンツで過ごしています。(呉市・主婦・36歳)

 ■ペース合わせる

 長女は小学校に入学するまでおむつが外れませんでした。私もいろいろ試しましたが駄目で焦りました。年長クラスの時、ママ友に相談したところ、「私は怒ったり、泣かしたりスパルタすぎたことを後悔している」と聞きました。気持ちが切り替わり、無理はやめました。娘は入学すると自然にトイレでできるようになりました。子どものペースに合わせましょう。(広島市東区・主婦・46歳)

 ▽専門家から

 ■大きな個人差、見守って 千田保育園(広島市中区) 五百蔵(いおくら)正恵園長

 子どもは3歳ごろまでに、基本的な生活習慣が身に付きます。ご飯を自分で食べたり、一人で着替えをしたり。その一つに、おむつが外れてトイレで自分で排せつできるということがあります。

 ただ、おむつが外れる時期は個人差が大きいです。すんなり外れる子もいれば、時間がかかる子もいます。なかなか外れない子は、パンツでトレーニング中にお漏らししても、ぬれていることに気付かなかったり、気持ち悪いと感じていなかったりすることがあるようです。おしっこがたまっている寝起きにトイレに連れて行き、自分の意志で出す練習を重ねます。

 おむつが外れないと、親はいら立ちや焦りが募ることもあるでしょう。ただ、「いつかは外れる」と思っておおらかに見守ってほしい。親がおしっこのことを言い過ぎると、子どももだんだん前向きに練習する意欲が薄れてしまいます。

 親の負担を減らすために、トレーニングは夏がお薦めです。お漏らししても、洗濯物が乾きやすく、着替えも寒くない。汚れても気にならない服を着せておくこともお勧めします。

 ▽担当記者から

 読者の助言には「友達がトイレで成功する姿を見せてもらう」「『夜もパンツにする』という子どもの希望を尊重したら、おむつを卒業した」などの意見が寄せられました。自分の子どもの性格や成長に合ったおむつ外しの方法を見つけたいですね。(治徳貴子)

 ▽次回のお題は コロナ禍の夏休み、どう楽しむ

 新型コロナウイルス感染への不安がある今年の夏休み。感染予防のため、遠くへの旅行や人が集まりそうなレジャー施設に行くのを我慢する家族も多いのではないでしょうか。しかも小学生は、春にあった長い休校の学習不足を補うため、夏休みが大幅に短くなる予定です。制約が多くて短い夏休みを子どもたちと思い切り楽しむために、みなさんはどんな工夫をしますか。アイデアを寄せてください。

この記事の写真

  • 五百蔵正恵園長
  • にいに手を離して、ケーキ食べたい(上から駿君、環(かん)君、優君、岡山市中区)

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