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【ALSを生きる】京都・嘱託殺人事件が問い掛けること<下>支援者のまなざし 制度に不備、負担は家族に

2020/9/3
岸川さん(右)の来訪に笑顔を見せる石光さん(左)と妻行子さん(広島市西区)

岸川さん(右)の来訪に笑顔を見せる石光さん(左)と妻行子さん(広島市西区)

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者には、生活全般の支援が欠かせない。京都の嘱託殺人のような痛ましい事件を繰り返さないためには、何が必要なのか。支援者のまなざしから考える。

 ▽厚い壁いくつも。やっと生活に道筋

 広島市西区の石光忍さん(82)の家には毎日、なじみの顔ぶれが出入りする。朝9時、ヘルパーがやって来る。昼すぎにはリハビリ担当者、夕方から別のヘルパーといった具合だ。この日はケアマネジャーの岸川映子さん(57)も顔を見せてくれた。「お変わりないですか」。その柔らかい笑顔に石光さんはほっとする。

 ALSと診断されたのは2018年春だった。もうずっと、妻行子(みちこ)さん(79)と2人で暮らす。高齢の両親を支えようと、娘たちが引き合わせてくれたのが、西区の居宅介護支援事業所を営む岸川さんだった。
(ここまで 352文字/記事全文 2568文字)

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