くらし

夏バテにさっぱり風味 かんきつ類で減塩

2020/9/4 20:08
「かんきつ類でさっぱり感が出るので食欲もわく」と話す黒田さん=広島市中区(撮影・天畠智則)

「かんきつ類でさっぱり感が出るので食欲もわく」と話す黒田さん=広島市中区(撮影・天畠智則)

 皆さん、夏バテしていませんか。食欲も落ち気味になるこの時季、さっぱり風味で減塩にも配慮した元気の出るメニューを、広島市中区の料理研究家、黒田千晴さんと、呉市の医師日下(くさか)美穂さんに教わった。

 黒田さんと日下さんは、減塩メニューの作り方を紹介した共著「魔女の幸せ100年レシピ 本当においしい減塩レシピ教えます」を刊行したばかり。さまざまなメニューの中でも残暑の時季は「たくさんの野菜と良質のタンパク質を取って栄養バランスを整えることが大切。味付けはかんきつ類がいい」と黒田さんは勧める。

 ちょうど今はカボスやスダチが店頭に出回っていて使いやすい。トマトの酸味やトウモロコシの甘みなど素材の味も生かす。調理中に塩を使うのは控え、食べるときに好みで振るだけ。「パラッとかけて最初の一口で塩分を感じられたら、後はそのまま食べられる」と説明する。

 1日の食塩摂取量について、日本高血圧学会は6グラム未満、世界保健機関(WHO)は5グラム未満を推奨。しかし日下さんによると、日本人は1日平均10〜11グラムと塩分を多く取り過ぎているという。

 熱中症予防に塩分が必要と言われるが、日下さんは「1時間に何リットルもの汗をかくスポーツ選手以外は、意識して取る必要はありません」と強調する。「食欲がないからといって濃い味付けに頼らず、おいしく健康に食べるレシピを知ってほしい」と呼び掛けている。(二井理江)

 ▽レシピ本に45品

 「魔女の幸せ100年レシピ 本当においしい減塩レシピ教えます」では、肉、魚、野菜、ドレッシングに分けて計45品を紹介。1人分に含まれる食塩相当量とエネルギー量をそれぞれ明記し、料理や栄養、健康のワンポイントアドバイスも添える。

 B5判56ページ、1650円。レストラン「AGRI(アグリ)」(広島市中区)や日下医院(呉市)で販売している。アグリTel082(246)7721。sc−kure@aroma.ocn.ne.jp

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  • 本「魔女の幸せ100年レシピ 本当においしい減塩レシピ教えます」

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