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最大5000円分マイナポイント、どう活用 マイナンバーカードとキャッシュレス決済、ひも付けて受け取る

2020/9/25

 マイナンバー(個人番号)カードを持っている人を対象にした「マイナポイント」。今月始まった総務省のキャンペーンで、キャッシュレス決済の買い物などで、金額の25%に当たる最大5千円分のポイントが付く。どのように活用したらいいか、専門家らに尋ねた。(二井理江、林淳一郎)

 ■仕組みと使い方 買い物・チャージすればOK

 マイナンバーカードと、キャッシュレス決済をひも付けて、ポイントを受け取れる仕組み。1人につき、1種類のキャッシュレス決済を選べる。

 対応するキャッシュレス決済は105種類。「ゆめか」「WAON(ワオン)」「コジカ」などの電子マネー、「ペイペイ」「ファミペイ」などのQRコード決済、クレジットカードの「オリコカード」「楽天カード」などがある。

 来年3月までにカードやQRコードで買い物やチャージ(入金)をしたらポイントが付く。1円単位で付く場合もあれば、2万円単位のものもある。ポイントの有効期限も異なる。独自にポイントを上乗せしている場合もある。

 総務省は、マイナンバーカードの普及や消費の活性化などを目的に実施。国は機能の拡大で、現在約20%にとどまるカードの普及率を高めたい考えだ。利用予約数が4千万人に達したら締め切る方針。24日現在の予約数は約687万人。

 ■手続き方法 利用申請はスマホ・市区町村で

 マイナンバーカードを持っていない人は、まずカードの取得から。2015年にマイナンバーの通知カードと一緒に送られてきた交付申請書が要る。申請書がなければ、総務省のサイトからダウンロードできる。申請書がなくマイナンバーも分からない場合は、住んでいる市区町村の窓口に行くといい。

 マイナポイントの利用予約と申し込みは、NFC(近距離無線通信)に対応したスマートフォンかパソコンでできる。パソコンの場合は、マイナンバーカードに対応したICカードリーダーも要る。どちらもなければ、市区町村や郵便局、主な携帯電話のショップなど「マイナポイント手続スポット」でもできる。説明してもらいながら進めたければ、市区町村の窓口に行くのがいいだろう。また、手続きには、マイナンバーカードを受け取る際に設定した暗証番号も求められる。

 ■注意点 安全性とのバランス考えて

 うまく使うにはどうすればいいか。ファイナンシャルプランナーの吉野裕一さん(49)=広島市中区=は「5千円分のポイントを得るには、一つのサービスで2万円のチャージや買い物をしないといけない。普段の生活で使っている決済サービスを選ぶのが現実的」とアドバイスする。子どものマイナンバーカードでも申し込めるので「家族4人だと4種類の決済が利用できて、お得感が増します」と話す。

 マイナンバーカードを申請してから受け取りまで、広島市では現在1カ月半〜2カ月かかる。「交付通知書」のはがきが届いたら、市区町村の窓口へ取りに行く。ただし原則、本人しか受け取れない。窓口が混んでいて、広島市では2時間待つこともある。

 マイナンバーカードには、名前や住所、性別、顔写真、個人番号などが掲載されている。日弁連情報問題対策委員会副委員長の水永誠二弁護士(東京)は「カードを悪用されると、『闇のデータベース』作成や暗証番号を破られてのなりすましなどの危険性がある。今後、健康保険証などに使えるようになれば便利にはなるが、安全性とのバランスを図るべきだ」と話している。


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  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカードの交付で混雑する広島市中区役所

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