くらし
チェンジ!なりたい自分になる 主婦・丸山ヨシミさん(79)=尾道市
▽1人暮らし、きりり美しく
夫が他界して25年。横浜に住む娘に「少しはおしゃれしたら」と言われますが、1人暮らしではそんな気になりにくい。趣味のカラオケの発表会も新型コロナウイルスのせいでなくなり、どんどんおしゃれ心が沈んでいます。でも、できることならきりりとした装いの「すてきなおばあさん」になりたい。きれいになって孫や子どもを驚かせたいです。
▽秋色のブラウス、リボンで華やか
診断の結果、シャープな「女神」と華やかな「観音」が強い個性だと分かりました。撮影当日、「老けて見えるので茶やグレーは避ける」と話していた丸山さん。でも実は、茶もグレーもよく似合います。今回は「女神」のイメージを生かし、背筋がピンと伸びるような大人の秋色コーディネートを提案しました。
主役は、リボン付きのブラウスです。赤みのあるだいだい色に近い茶色で、鮮やかな印象でありながら適度なつやが高級感を醸し出します。レトロな形と小紋柄が目を引き、太めのリボンタイは顔周りに視線を集めます。スタンドカラーには甘すぎないギャザーが入っており、年齢を重ねると気になる首元をカバーしてくれます。
ボトムスは、チョコレートブラウンのスカート。台形なので腰回りにもたつきが出ず、動くたびに揺れる裾がエレガントです。フロントに施された細いプリーツは、縦のラインを強調して下半身をスマートに見せる効果があります。上下を同系色でつなげると、全身がすっきりみえます。
丸山さんが苦手としていた茶ですが、今回のように素材の質感や服の形を選ぶと、自身を引き立ててくれます。
靴はゴールドを選びました。足元に輝きを持ってくることで、アクセサリーがなくてもリッチな雰囲気が出ます。存在感のある柄のバッグを持てば、モード感漂うスタイルの完成です。ぜひ子どもや孫とのお出掛けを楽しんでください。
文・こすも=パルブライト・イメージコンサルタント(広島市)
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