くらし
頻繁に急な尿意、過活動膀胱かも 広島大病院・藤井慎介医師に聞く
▽内視鏡で注射「ボツリヌス療法」、保険適用に
繰り返し急な尿意に見舞われる「過活動膀胱(ぼうこう)」―。命に直接かかわる病気ではないものの、おしっこに振り回される生活はつらい。だが最近はさまざまな治療が登場している。ことし4月には、これまでの薬が効かない人たちを対象にした「ボツリヌス療法」が保険適用になった。広島大病院腎泌尿器科(広島市南区)の藤井慎介医師に最新の治療について聞いた。
■どんな病気?
藤井医師によると、過活動膀胱は尿をためる機能が加齢で衰えたり、骨盤周りの筋肉が弱くなったりして起きる。脳卒中やパーキンソン病がきっかけでなることもあり、トイレに間に合わず失禁してしまうケースもある。仕事に支障を来す▽睡眠時間が短くなる▽尿漏れが怖くて電車やバスに乗れない―など、さまざまな弊害が現れる。
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