くらし

終活で家を片付けたい

2020/12/5 19:53

 「終活」として家の片付けを考える福山市の無職女性(65)からの相談です。

 「そろそろ私も終活の時期。家の片付けをしようと思うのですが、どこから手を付けていいか分かりません。業者に頼んで見知らぬ人に家に入られるのも不安です。また、未使用に近い物も多く、被災して避難しておられる方たちを思うと、とにかく捨てる、というのも抵抗があります。食器類や衣類、花器、寝具、本に加え、思い出の品や写真、ビデオも。どうしたらいいでしょうか」

 読者からの回答

★「終活の日」決める

 金曜日を「終活の日」と決めています。「3年以上触れていない物や、袖を通していない服は手放す」がマイルール。心苦しさはありますが、数日後に片付いた場所を見たら、何があったか、もう思い出せません。そんなものです。終活は気力と体力が必要。元気なうちに着手しましょう。平均寿命まで生きるとしたら、かなり片付きますよ。(福山市・主婦・58歳)

★台所から始めよう

 施設に入った祖母の家の片付けを手伝いました。多くの物に囲まれるのを良しとする時代は終わり、これからは「本当に好きな物や必要な物だけ」に囲まれて過ごしたいと感じました。「掃除しやすい家に模様替えする」くらいの気持ちで、台所→本棚→衣類→思い出の品と、一つずつ始めてはどうでしょう。(広島市中区・派遣社員女性・46歳)

★まずは増やさない

 まだ若いので、今はとにかく「新しい物を増やさない」ことです。何か買う際には「本当に必要か」を自問する。同時に、あなたが亡くなって寂しいと思う人を増やす生活を心掛けましょう。これも立派な終活。物はすぐに捨てられますが、人の記憶に自分を残すのは何年もかかります。(三次市・農業男性・64歳)

★寄付やリサイクル

 断捨離を始めて無駄な物が多いことに気付きました。私も捨てることに抵抗があるので、子どものおもちゃは施設に寄付し、本はリサイクル店へ。ビデオ・写真はDVDやパソコンに収めましょう。最近知ったのがフードバンクです。古着や生活雑貨、未開封の食品も回収してくれます。愛着ある物が誰かの役に立つのはうれしいものです。(広島市佐伯区・主婦・58歳)

★月ごとの目標作る

 家族と一緒に片付けるとはかどります。「これはもう必要ないんじゃない?」と言ってくれる人がいると決心しやすい。考えすぎるとしんどいので「今月は衣類を片付ける」と月ごとに無理のない目標を立てるのがお勧めです。私は1年単位で目標を設定し、メモに書いて達成したら消しています。目標を消化できると気持ちいいですよ。(三次市・主婦・48歳)

★フリマアプリ活用

 最近はネットのフリマアプリで簡単に不用品を出品できます。きれいな物なら中古品でも買ってくれる人がいて、アプリの操作に慣れたら売れるのが面白くなります。片付けられて利益も出るので一石二鳥。思い出に浸りながら発送する作業は、業者に捨ててもらうより前向きな気持ちになります。(廿日市市・主婦・33歳)

係から

 40件を超える回答が寄せられ、フリマやリサイクル店の活用を提案する意見が目立ちました。一方、親の私物を処分した経験がある人からは負担の大きさを嘆く声も。「いつか使うから」と物をため込みがちですが、残された家族の視点で考えることも必要かもしれません。(ラン暁雨)

【お答え待ってます】帰省自粛、お年玉どうする

 コロナ禍で帰省が難しい年始、お年玉をどうするかに悩む広島市の会社員男性(45)からの相談です。

 「新型コロナウイルスの感染防止のため、年末年始の帰省を諦めました。気になるのが親戚の子へのお年玉。コロナで収入も減り、あげない選択はありますが、年に1度のお楽しみがないのもかわいそう。銀行振り込みや現金書留を考えている友人もいます。直接会わない場合、あげるのか、あげないのか。お金以外の贈り物にするか。皆さんはどうしますか」

 質問と回答の掲載者には図書カードをお送りします。匿名希望でも、住所、名前、職業、年齢、電話番号を明記してください。

 次回は20日の予定です。

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