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巣ごもり正月 写真の整理いかが

2020/12/27 20:56
残すべき写真かどうか、三つの箱に仕分けする新谷さん(広島市安佐南区)

残すべき写真かどうか、三つの箱に仕分けする新谷さん(広島市安佐南区)

 デジタルカメラや携帯電話で撮影する機会が増えたのに、せっかく撮った写真をそのままにしている人も多いだろう。新型コロナウイルスの感染を避けるために家にいる時間が長くなる年末年始に、これまで撮りためた写真を整理してみてはどうだろう。専門家2人にやり方やこつを聞いた。

 ▽アルバム作り 処分か保管か楽しく仕分け

 整理収納アドバイザーで写真の整理について指導する広島市安佐南区の新谷由美子さん(48)は、紙にプリントしてのアルバム作りを勧める。「誰でも手に取れる場所にアルバムがあると思い出を共有できて、コミュニケーションにつながりますよ」と話す。

 まず、デジタルデータの写真は、行事ごとにおおまかに枚数を決めてプリントする。「表情が分かる、気持ちが温かくなるなど感覚で選ぶといい」。可能なら撮影した日付を入れる設定にしておく。

 それから集まった写真からアルバムに貼るものを選ぼう。「宝物」「迷う」「手放す」の箱を作って仕分ける。「宝物」はアルバムへ、「手放す」は処分。どちらか決められない場合は「迷う」に入れて保管し、後日見直すといい。「みんなでやれば、思い出話に花が咲いて楽しくできます」

 整理の心構えは「完璧にしようと思わない」。根を詰めると途中で飽きやすいため、1日1時間などと決めてやるといい。また、最近の写真から始める方が、記憶が鮮明ではかどりやすい。

 ▽スマホ内の整頓 「捨てる」前にバックアップを

 スマートフォンで撮った写真を整理するにはどうすればいいか。写真整理協会上級アドバイザー浦上みゆきさん(47)=福山市=は、「スマホは気軽に写真撮影できるため、何で撮ったのか分からないカットも多い。上手に削除してコンパクトにして」と言う。

 「捨てる」前に、まずはバックアップを取ろう。インターネット上にデータを保存するオンラインストレージサービスを使ったり、外付けのハードディスクを活用したり。万が一のときに、写真がすべてなくなる危険を避けるためだ。

 写りが悪い、似たようなカット、ピンボケといった自分なりの削除基準を決めるといい。フォルダーを作って整理できる機種もある。「削除するかどうか迷ったら『保留』のフォルダーを作って入れるとすっきりします」。気に入った写真も、月ごとにフォルダーを作ると整理しやすい。

 スマホ内の整理で物足りなくなった際に、浦上さんが勧めるのがフォトブック。「スマホから簡単に注文できる安価なアプリも多い。フォトブックを作るために選んだものが、『とっておき』の写真になるでしょう」と話す。(二井理江) 

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  • 新谷さんがまとめたアルバム

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