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【コロナ禍と介護】認知症の人には予防「習慣化」を 易しい言葉で繰り返し/小さな変化に注意

2021/1/15 20:42
グラフィック・大友勇人

グラフィック・大友勇人

 認知症の人とケアする家族にとっても新型コロナウイルスは脅威だ。ただ、マスクの着用などの大切さを理解されにくく、感染予防が不十分になりやすい。そうならないよう広島大大学院の石井伸弥教授(老年医学)たちが昨年末、対策パンフレットを作った。感染拡大のさなか、どんな心掛けや取り組みが鍵を握るのだろう。

 ▽かからないために

 認知症の人はマスクを嫌がり、着けてもすぐに外しがちだ。「なぜ着けるのか分からず、戸惑ってしまうから。手洗いや室内の換気もそう」と石井教授は説明する。

 そんなときは、易しい言葉で語り掛けよう。「悪い風邪がはやっているから」「熱が出た時はしんどかったよね」という具合だ。そして、家族が一緒にマスクを着けたり、手洗いをしたりする。ただ、マスクで家族の表情が隠れ、不安になる人もいる。正面から向き合って、ゆっくり、はっきり、身ぶりも交えて伝えるのがポイントという。

 マスクや手洗いを促すタイミングも重要だ。外出前に身なりを整えるとき、帰宅して居間などへ向かうとき…。日々の生活動作の中に取り入れる。手洗いは歌を口ずさみながら取り組むのもいい。

 「歯磨きのように習慣化してほしい。繰り返すうちに『慣れ』が予防行動につながる」と石井教授。冬場の換気も、廊下の空気を入れ替えた後に部屋の扉を開ける「2段階方式」にすると寒さが和らぎ、認知症の人も受け入れやすくなりそうだ。

 ▽介護サービス利用どうする
(ここまで 601文字/記事全文 1092文字)

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  • 「まずは感染しない手だてが重要。無理だと諦めずに実践してみて」と話す石井教授(広島市南区)
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