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おしゃれに進化、障害者が作るギフト@広島 パッケージ洗練・高品質…思わず「買いたくなる」

2021/1/29 21:00
「Coco by久遠」のチョコレート

「Coco by久遠」のチョコレート

 デパートのショーウインドーに並べられたり、トレンドに敏感な女性雑誌に掲載されたり。広島県内の障害者たちが働く作業所の商品が、おしゃれに進化している。社会貢献で「買ってもらう」のではなく、思わず「買いたくなる」へ―。洗練されたパッケージや品質の高さで注目を集めている。

 尾道市のチョコレート専門店「Coco(ココ) by久遠(くおん)」。店に並ぶのは「行列のできるショコラティエ」と呼ばれる野口和男さん(東京)が監修したレシピで作った高品質のチョコレート。パッケージはデザイナーが手掛け、有名ブランドにも引けを取らない高級感がある。

 店は社会福祉法人あづみの森(同市)が運営している。店内では「障がい者サポートセンターあおぎり」の利用者が、慣れた手つきでチョコを混ぜる。単調な作業を粘り強く、丁寧に繰り返すチョコ作りが得意な利用者は多いという。中にはショコラティエの民間資格を持つ人もいる。

 ノウハウなどを提供するのは愛知県豊橋市の「久遠チョコレート」だ。2014年に夏目浩次代表(43)が設立した。考えたのは、障害者が作る商品をもっと売れるものにするにはどうすればいいか―。プロと連携してブランドイメージを高めたら、自然と業績がアップ。夏目代表は「障害者だから質の高いものが作れないという偏見を覆したかった」と力を込める。

 「障害者は『できない存在』じゃない。補い合える仲間がいて得意な作業ができれば、能力も伸びる」。その結果、平均200円ほどの時給は、直営店では950円まで上がり、念願の「工賃アップ」につながった。
(ここまで 660文字/記事全文 1669文字)

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