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今こそアロマ、香り選びのこつは? コロナ禍、おうち時間リラックスしよう

2021/2/27 19:44
重曹にエッセンシャルオイルを垂らす森さん(広島市西区)

重曹にエッセンシャルオイルを垂らす森さん(広島市西区)

 新型コロナウイルス予防で増えた家での時間、お気に入りの香りをふわっと広げて心地よく暮らす人もいる。リラックスしたいときや集中したいときなどにぴったりの香りもある。春、気持ちを新たに生活を始めたい人にもお勧めの、香り選びのこつを探った。 

 【香り選びのこつ】なりたい気分 家族で話そう

 甘いハイビスカスの香りをかぐと、東広島市の農業橋本明さん(65)と妻の泰子さん(64)の心は伸び伸びする。沖縄・石垣島を旅行して買ったアロマオイルを、壁掛け式の焼き物に垂らすと立ち上る香り。「心が日常を離れ、きれいな海をのんびり眺めた旅を思い出す」と夫婦でほほ笑む。

 爽やかな香りのオイルをティッシュに染み込ませて机に置き、気分転換するのは広島市安芸区の派遣社員原田瞳さん(38)。「空気のよどみが消えるようで、気分が上がります」と喜ぶ。

 香り生活を始めたい人に、「KAORILOGO(ロゴ)」(西区)社長の森かおりさん(48)は家族の意見をまとめるよう勧める。企業や店など多くの人が集まる場に合う香りを提案するのが森さんの仕事。「かんきつ系などの定番でも苦手な人がいる。家族で店の試供品を確かめて手に入れた方が安心です」と話す。

 自然志向が広がる今、注目されているのは、花や果物を搾るなどして取り出したエッセンシャルオイル。「前向きな気持ちになる」のを後押しするようなものもあるそうだ。森さんは「どんな気分になりたいかを家族で話し、店員さんに探してもらいましょう」と助言する。

 新型コロナの不安がある今、森さんが薦める香りもある。ストレスがたまったときは、苦味のあるかんきつ系のベルガモット。なかなか寝られない時は、甘いスイートオレンジがいい。テレワークに集中したいなら、眠気を飛ばすようなローズマリーやレモン、ミントがふさわしいという。

 「香りは家にある物で簡単に広げられますよ」と森さん。使わない湯飲みに熱湯を入れてオイルを2、3滴垂らせば数時間、香る。「ミントとオレンジ、オレンジとラベンダーなど2種類のオイルを混ぜて、自分好みを作るのも面白いですよ」とも。重曹を空き瓶に入れ、オイルを10滴ほど垂らすと香るとともに除湿もしてくれる。玄関やトイレにぴったりだ。

 【ディフューザー】鼻より少し低い所に置いて

 ディフューザーという専用具を購入して使えば長時間、安定的に香りを広げられる。販売している「アットアロマ広島PARCO店」(中区)の店長の山本舞さん(31)によると、玄関や洗面所などの小空間にほんのり広げるにはスティック型がいい。スティックが容器の中のオイルを吸い上げて香りを広げる。

 機械式は、内部の専用パッドにオイルを数滴入れてスイッチを入れる。40畳程度に効果があるものもあり、広範囲を一気に香らせるのが魅力だ。山本さんによると、いずれも置く場所が大事だ。家族の鼻の位置よりも少し低い場所を選べば、効果を感じやすい。オイルは直射日光に当たると香りが変わるので、窓際に置かない。

 エッセンシャルオイルは雑貨店などで売られていて、こだわった物の中には有機栽培で育てた植物から取り出したものや、地元特産の果物や樹木で作ったものもある。10ミリリットル5千〜7千円の高級品だ。また、人工的に作った合成香料は安価で、力強く香る点が好まれている。

 山本さんは「五感の中で嗅覚は、視覚の次に感情に大きく働き掛ける。自分らしい香りを見つけてほしい」と話している。(治徳貴子)

この記事の写真

  • ハイビスカスのアロマオイルを染み込ませた壁飾り。橋本さんのダイニングをほのかに甘く香らせる(東広島市)
  • スティック型や機械式のディフューザーがそろう店頭。天然のミツマタを使った大型のものもある(広島市中区のアットアロマ広島PARCO店)

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

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