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ワクチン接種を済ませた医療者、高齢者より 【コロナ体験者の声から】

2021/5/20 18:39
広島県でも本格化する新型コロナウイルスのワクチン接種(撮影・高橋洋史)

広島県でも本格化する新型コロナウイルスのワクチン接種(撮影・高橋洋史)

 猛威を振るい続ける新型コロナウイルス。いつ、誰がかかってもおかしくない。みんなが直面する問題だからこそ、体験に学びたい―。そう呼び掛けると、編集局に多くの投稿が寄せられた。今回からスタートする「コロナ 体験者の声から」ではまず、感染防止の「切り札」とされるワクチン接種を済ませた医療者や高齢者の声を紹介する。(田中美千子)

 ■鎮痛剤があると安心

 私自身は2回目に腕が少し痛んだ程度でしたが、同僚には痛み、発熱、だるさを訴える人がたくさんいました。だいたい24時間で治ったようです。使い慣れた消炎鎮痛剤や頭痛薬を用意しておき、就寝前に痛みがあれば、早めに服用するといいでしょう。コロナが重症化したら症状は、副反応よりずっとひどいはず。接種をお勧めします。(広島市西区・医師女性・50代)

 ■利き手は外して

 初回は腕が上がらないほど痛み、2日後に全快しました。2回目は強い腕の痛みに加え、頭痛や微熱、吐き気もありました。が、身動きがとれないほどではありません。感染予防のために打った方がいいと思います。ただ、利き手に打つのだけは避けた方が良さそうです。(広島市・医療従事者女性・50代)

 ■保冷剤が役立った

 初回は注射した辺りの筋肉痛があった程度ですが、2回目は39度の高熱が出ました。カロナールという解熱剤を飲むと、いったんは落ち着きましたが、熱はぶり返し、翌日の夕方まで続きました。保冷剤と保冷シートが家にあったので助かりました。(広島市安佐北区・看護師女性・40代)

 ■接種後も感染予防

 若い人に比べ、高齢者は副反応が少ないと聞いていました。確かに2回とも打ったところが腫れた程度。熱も出ていません。力を温存しておこうと、念のため朝の農作業をせずに臨みましたが、必要なかったようです。ただワクチンを打ったからといって過信せず、母親に会う時はマスク、手洗いなど、いつもの感染予防を徹底しています。(三次市・農業男性・65歳)

 ■高齢者のサポートを

 2回目の接種後、翌日の午前4時ごろから熱が上がり、午後3時まで4度、解熱剤を飲みました。その夜には回復しましたが、日中は起きるのがつらいほどでした。幼い子どもがいる人は誰に世話してもらうか、考えておいた方がいいと思います。1人暮らしの高齢者には、一晩だけでも家族が付き添ってはどうでしょう。(広島市西区・看護師女性・30代)

 ■行政側の対応に憤り

 2回目の接種に行った時のこと。「初回から3週間たっていない」と断られ、あぜんとしました。接種日を決めたのは、市の委託を受けた医療機関です。指定された日に都合を付けて来たのに結局、週明けに再訪することに。高齢者に同じ苦労をさせないでほしい。ワクチンも無駄になりかねません。(広島市東区・医師女性・60代) 

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