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「広島のかき氷」夏だけなんてもったいない 三原の愛好家が「一推し」を本に

2021/5/29 19:39
ウサギヤサロンの「プリンと焦がしキャラメル&塩ミルク」(「広島の愛しのかき氷」から)

ウサギヤサロンの「プリンと焦がしキャラメル&塩ミルク」(「広島の愛しのかき氷」から)

 三原市のかき氷愛好家園田美穂さん(49)が、広島県内を食べ歩いて見つけたお気に入りの45種類を紹介する「広島の愛(いと)しのかき氷」を刊行した。さまざまな進化を遂げるかき氷は、いまやスイーツ。園田さんは「夏だけなんてもったいない。一年中楽しんで」と呼び掛ける。

 ▽「映える」写真+食欲そそる紹介文

 著書では、広島市中区や呉市、尾道市などエリア別に店舗とその店の「一推し」を掲載。ソフトクリームやプリンをのせたパフェ系や、マンゴーやイチゴなど生の果物を盛り付けたゴージャス系など「映える」写真が並ぶ。

 魅力的なのはそれぞれの特徴を紹介する文章だ。「入道雲がもくもくと盛り上がったかのようなふんわりと削り重ねられた氷にうっとり」「もう見るからにそそるマンゴーのゴロゴロ具合よ。ずーっと眺めていたい」…。あふれるかき氷愛が、読む人の食欲をそそる。

 園田さんがかき氷の食べ歩きを始めたのは10年近く前だ。きっかけは「おいしくない」かき氷を食べたこと。友人たちに話すと、みんなが次々とお薦めのかき氷店を教えてくれた。「1軒ずつ食べ歩くうちに店ごとの工夫や氷や蜜の奥深さに気付き、かき氷店巡りが楽しみになった」。その後、国内外で500種類余りを食べてきた。

 著書では台湾や韓国で味わった個性的な一品も紹介している。ナイフとフォークで食べるユニークな形状や、粉雪のようなさらさらとした口溶けのものも。日本にはないタイプも多く「氷のポテンシャルの高さを感じた」という。

 園田さんは「東京や奈良にも気になるかき氷が多くある。コロナが収束したら、あちこち巡っていろいろなかき氷に出合い、驚きたい」と話している。

 A5変形横判、112ページ。ザメディアジョン刊、1210円。(鈴中直美)

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  • カフェ花歌の「ふわとろ氷ショコラ」(「広島の愛しのかき氷」から)
  • 「広島の愛しのかき氷」
  • 「かき氷の世界は驚きに満ちていますよ」と語る園田さん

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