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被災地に避難勧告 災害後で初

2015/7/15 10:20

 広島市は14日、市内に大雨洪水警報が出たのを受け、昨年8月の土砂災害で大きな被害を受けた安佐南区、安佐北区の一部に避難勧告を出した。災害に伴う勧告が解除された昨年11月以降、避難勧告が被災地に出たのは初めて。両区では一時、計36世帯60人が小学校などに身を寄せた。

 午前6時57分の大雨洪水警報を受けて避難勧告が出たのは、安佐南区の梅林学区と八木学区のうち、JR可部線よりも西側の地域。安佐北区は可部、可部南、三入、三入東、大林、亀山、亀山南の7学区。安佐南区で午前7時20分、安佐北区では同7時16分に発表し、午前中に解除した。

 市は住民でつくる自主防災組織の協力を得て、安佐南区の梅林小と八木小、安佐北区の可部小、亀山中などの7小中学校に避難所を開いた。最大で安佐南区の21世帯36人、安佐北区の15世帯24人が身を寄せた。

 昨年の土砂災害では避難勧告の遅れや住民への周知などが課題として浮き彫りになった。市は、被災地では大雨洪水警報が出た時点で避難勧告を出すことを暫定的に決めており、防災情報メールや防災行政無線などで早めの避難を呼び掛けた。(久保田剛)


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