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廃棄物50万トン処理終了 思い出の品を市保管、希望者に返還へ

2016/4/1 9:18

本庁舎の預かり所で「思い出の品」が入ったコンテナを整理する職員

 広島市は31日、2014年8月の土砂災害で発生した災害廃棄物の処理業務を終えた。宅地や道路に流れ込んだ土砂、木材などは約52万3千トンに上った。分別作業で見つかった被災者の「思い出の品」は、1日から中区の市役所本庁舎に預かり所を設けて保管し、希望者に返す。

 市は南区出島の市有地約8ヘクタールのうち約5ヘクタールに分別施設を建設し、15年1月末から稼働。約50万5千トンを運び込んで分別し、土砂は広島県の港湾埋め立て事業地(第3工区)、がれきは出島処分場にそれぞれ埋めた。残る約1万8千トンは島根県の木材チップ工場などで処理した。ことし3月17日にこれらの作業が終了。建物を解体して土地を更地に戻し、31日に業務を全て完了した。

 思い出の品は2716点。うち、貴金属類や個人情報が分かる物など1751点は遺失物として広島南署に届け、115点が持ち主や家族に返還された。それ以外の965点はかばんや縫いぐるみなどで、うち15点が引き取られたという。

 市は本庁舎4階の会議室を一部改装し、思い出の品の預かり所を設置。当面、1日から1年間保管し、その後の扱いは検討する。

 市環境政策課は「大事に保管する。被災者や家族の方で捜している品があれば問い合わせてほしい」としている。同課=電話082(504)2505。


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