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関連死3人目認定 犠牲77人に

2016/6/23 13:55

 広島市は22日、2014年8月の土砂災害で避難生活を送った影響で入院し、15年11月に肺炎で亡くなった安佐南区の男性=死亡当時(58)=を災害関連死と認定した。関連死は3人目。広島土砂災害による犠牲者は安佐南、安佐北両区で計77人となった。

 市地域福祉課によると、男性は自宅が床上浸水や土砂流入の被害に遭い、14年8月20日の発生当日から家族と避難所に身を寄せた。ストレスと過労のため、同月内にヘルペス脳炎を発症し市内の病院に入院。その後、重篤な脳障害に陥り、寝たきり状態になっていた。亡くなる直前に肺炎を併発した。発生前に持病はなかったという。

 市はことし2月中旬、遺族から関連死認定の申し立てを受けた。今月21日に開いた医師、弁護士、ソーシャルワーカーの計4人の意見聴取会を経て、男性の死亡が災害と関連があると判断。22日、遺族に伝えた。遺族には災害弔慰金が支給される。同課は「遺族の希望で個人情報は明らかにできない」としている。

 関連死はこれまで、15年3月に亡くなった安佐南区八木の長嶋和江さん=同(86)、同年1月に亡くなった同区緑井の石橋和夫さん=同(85)=の2人が認定された。(長久豪佑)


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