• トップ >
  • 地域ニュース >
  • アーカイブ >
  • 浜田女子学生殺害 事故死33歳男 書類送検 窒息死させ損壊疑い 画像57枚データ復元(2016年12月21日掲載) 

地域ニュース

浜田女子学生殺害 事故死33歳男 書類送検 窒息死させ損壊疑い 画像57枚データ復元(2016年12月21日掲載) 

2019/10/18 14:04

 広島県北広島町の臥龍山で2009年11月、島根県立大1年の女子学生=当時(19)=の遺体が見つかった事件で、島根、広島両県警の合同捜査本部は20日、殺人と死体損壊・遺棄の疑いで、遺体発見2日後に交通事故で死亡した島根県益田市の会社員の男=同(33)=を容疑者死亡で書類送検した。事件発生から7年2カ月。男の遺品から女子学生の画像が見つかり、事件は急展開した。動機や殺害場所は特定できないまま、捜査は終結する。

 合同捜査本部などによると、男のデジタルカメラやUSBメモリーから今年10〜11月、女子学生の遺体や文化包丁を写した静止画計57枚が見つかった。画像は男が死亡する前に消去していたが、捜査本部が復元した。約1時間半の間に自宅で撮影されており、撮影者の両足の指も写っていたという。

 捜査本部の調べでは、男は09年10月26日午後9時16分ごろから深夜までの間、島根県浜田市と益田市周辺で女子学生の首を手で圧迫して窒息死させ、同年11月6日までの間、益田市内の男の自宅で遺体を損壊し、頭部や胴体などを臥龍山に遺棄した疑い。

 捜査本部は、女子学生がアルバイト先を出た後の足取りがつかめない中、素行不良者を対象に捜査を進めてきた。今年に入り男が浮上。関係先から男のデジタルカメラなどを発見した。捜査本部は、動機や殺害場所などは特定できなかったと説明。犯行状況や関係者への聞き込みから、共犯者はいないと判断したとしている。

 男は、女子学生の遺体が見つかった2日後の09年11月8日、山口県美祢市の中国自動車道で単独事故を起こし、同乗の母親とともに死亡した。死体損壊・遺棄容疑については12年に公訴時効が成立しているが、殺人との関連性が高いため、併せて捜査結果を送った。地検は容疑者死亡で不起訴処分とする見通し。

 捜査本部は、この日の会見で、「無駄な捜査は一つもなかった。容疑者が死亡し、供述が得られないのは残念だ」と述べた。

 女子学生の遺族は捜査本部を通じ「怒り、悲しみ、憎しみ、苦しみをぶつける先がありません」などとのコメントを出した。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

アーカイブの最新記事
一覧