地域ニュース

同じ社員寮の20歳逮捕 同僚を強盗殺人疑い 広島県警(2016年09月25日掲載)

2019/10/18 14:08

 広島市南区向洋大原町のマツダ社員寮で14日に同社員男性(19)が殺害された事件で、広島県警の捜査本部は24日未明、同じ寮に住む同社員の男(20)を強盗殺人の疑いで逮捕した。調べに「間違いありません」と容疑を認めているという。捜査本部は動機の特定など全容解明を進める。

 同本部の調べでは、男は14日午後3時35分ごろ、寮2階の非常階段の踊り場で男性の頭などを消火器や拳で殴って殺害し、現金約120万円と携帯電話1台を奪った疑い。消火器は、拳で殴った後に寮の屋内に取りに行き、犯行後は、元の場所に戻していたという。

 同本部によると、男性は同日午前5時40分ごろ夜勤の勤務を終え、午後2〜3時ごろ、金融機関の現金自動預払機(ATM)と窓口数カ所で現金計約120万円を引き出していた。その際、男の乗用車の助手席から降りる男性の姿が防犯カメラに写っていた。捜査本部は23日から広島南署で男に任意で事情を聴き、犯行を認める供述をしたため、逮捕した。

 男は事件後も出勤を続けていたという。殺害した理由については県警の調べに対し、「(男性との何らかのやりとりで)腹が立った」と供述。同本部は24日、男性の携帯電話を捨てたとの供述に基づき、寮近くの川を捜索したが、発見には至らなかった。

 同僚によると、男は愛媛県出身。昨年4月、同社に入社した。岡山市内の高校を卒業した男性とは同期で、ともに寮7階に住んでいた。マツダは「社員が逮捕されたことは大変残念。世間を騒がせたことを深くおわび申し上げ、警察の捜査に全面的に協力する」などのコメントを出した。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

アーカイブの最新記事
一覧