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米軍2機接触 墜落岩国基地所属 高知沖で夜間訓練1人死亡 5人不明1人救助 海保など捜索続く(2018年12月07日掲載)

2019/10/24 15:00
米軍岩国基地の海兵隊所属機が墜落した高知県沖で、捜索活動をする海上保安庁の船と米軍機(6日午後1時30分)

米軍岩国基地の海兵隊所属機が墜落した高知県沖で、捜索活動をする海上保安庁の船と米軍機(6日午後1時30分)

 6日午前1時40分ごろ、高知県・室戸岬から南約100キロの太平洋上で、米軍岩国基地(岩国市)の海兵隊所属KC130空中給油機とFA18戦闘攻撃機が接触、墜落した。防衛省によると、2機は夜間の空中給油を含む訓練のため飛行中だった。計7人が搭乗し、FA18の乗員とみられる2人が救助された。米海兵隊によると、1人が死亡し、もう1人の容体は安定している。

 高知県によると、現場周辺には漁船2隻がいたが、被害はなかった。自衛隊や第5管区海上保安本部(神戸)は、残る5人の捜索を夜通しで続ける。

 2016年12月、沖縄県名護市で海兵隊輸送機オスプレイが大破した事故も夜間の空中給油訓練の際に発生した。18年11月には那覇市沖で、米原子力空母の艦載機で岩国基地を拠点とするFA18が墜落。米軍機の事故は各地で絶えず、安全確保をどう図るかが改めて問われそうだ。

 防衛省は米側に情報提供を求め、状況の確認を進めている。現場や周辺海域に機体の残骸などが漂流しており、5管が注意を呼び掛けている。

 防衛省や米海兵隊によると、KC130に5人、FA18に2人が搭乗。現場は射撃などをするために設定された訓練空域ではないが、通常の飛行訓練を行うのは問題ないという。

 6日午前5時20分ごろ、空自の救難捜索機が海上で1人を発見。海自ヘリコプターが岩国基地に運んだ。さらに午前10時45分ごろ、海保の巡視船が1人を発見し、正午すぎに海自艦が収容した。

 岩屋毅防衛相は6日朝、記者団に「捜索、救助に全力を挙げたい。事故は遺憾だ」と述べた。外務省の鈴木量博北米局長は6日、在日米軍トップのマルティネス司令官に遺憾の意を伝達。原因究明と再発防止の徹底、速やかな情報提供も求めた。防衛省の制服組トップ、河野克俊統合幕僚長は6日の記者会見で「夜間の空中給油の訓練をしていた作業中、何らかの接触を起こして墜落したと聞いている」と話した。防衛省はその後、接触時に空中給油をしていたかは確認中だと一部修正した。

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