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小泉担当相、原子力防災の現状を視察 松江で連携態勢確認

2019/10/27

東部島根医療福祉センターで放射線防護対策施設を視察する小泉氏=左から2人目(画像の一部を修整しています)

 小泉進次郎原子力防災担当相が27日、松江市を訪れ、中国電力島根原発(同市鹿島町)の有事に備えた11月上旬の国と地元県市などとの訓練を前に、原子力防災対策の現状を視察した。避難計画について「完璧と思ってはいけない」と述べ、島根県や市と連携して実効性を高める必要性を強調した。

 石原宏高内閣府副大臣らが同行。県庁そばの県原子力防災センターでは、緊急時の国や県、市との連携態勢を確認した。県庁では丸山達也知事と意見交換。入院患者たちの避難へ、ストレッチャー対応車の追加確保が課題との説明を受けた。原発から5・7キロにある東部島根医療福祉センターでは、屋内の気圧を高めて放射性物質の流入を防ぐ設備を見た。

 小泉氏はセンター視察後、報道各社の取材に対し、県庁所在地で避難対象者が多いと指摘。「何度も言っているが、完璧な対応はない。たゆまぬ改善が必要」と、来月の防災訓練も踏まえ実効性のある避難計画作りを進める考えを示した。(岡田浩平)


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