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<高校生>受験で気になるお金の問題 合格後含め費用把握を(2019年10月14日掲載)

2019/10/28 20:07

 子どもの受験で気になることの一つに、お金の問題があります。大学進学に要する費用は、家計にとって大きな負担。どれくらい必要になるのか知っておきましょう。

 まず受験そのものにかかる費用として、受験料、交通費、宿泊費などがあります。うち受験料はセンター試験1万8千円(3教科以上受験の場合)▽国公立大2次試験1万7千円▽私立大一般方式約3万5千円(河合塾調べ)―です。

 例えば国公立大2校(前・後期)と私立大2校へ出願すると、受験料だけでも計約12万円。受験地が遠方の場合は交通費や宿泊費も加わります。

 次に、合格して必要となるのが初年度納付金。指定期日までに納めなければ入学は認められません。内訳は入学金、授業料、施設設備費、実験実習費、諸会費などです。入学手続きの際には入学金と学費前期分を納めるのが一般的です。

 国立大の標準額は81万7800円。内訳は入学金28万2千円、授業料53万5800円です。

 一方、私立大の平均は約146万円(2017年度文部科学省調べ)で、国立大の約1・8倍です。ただし、私立大では学部・系統により金額に開きがあり、実験や実習が比較的少ない文系は安く、理系は高い傾向にあります。

 最後は生活費。保護者の皆さんにとって気になるのは、下宿生への仕送りではないでしょうか。全国大学生協連合会の「CAMPUS LIFE DATA 2018―学生の消費生活に関する実態調査」によると、全国の平均額は約7万円です。

 進学先の地域によって異なりますが、大きな出費です。私立大に通う下宿生の場合、学費と月々の仕送りを合わせると、卒業までの4年間に1千万円近いお金が必要とされています。

 日本学生支援機構などの奨学金や教育ローンなど、経済的負担を軽くする制度があります。早めに資料を集め、上手に利用したいですね。ただ、いずれも申請後すぐに貸与・給付されるわけではありませんので、ご注意ください。


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  • 河合塾西日本営業部進学アドバイザー 毛利美佳さん

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