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広島駅新ビル 地上20階 JR建て替え 25年春開業 ホテル・シネコン入居(2019年03月16日掲載)

2019/10/29 14:50
2020年3月末で閉館する広島駅ビル(中央)

2020年3月末で閉館する広島駅ビル(中央)

 JR西日本広島支社は15日、広島駅ビル(広島市南区)を地上20階、地下1階に建て替え、2025年春に開業すると発表した。商業施設やホテル、シネコン(複合映画館)が入る。同時期に駅ビル2階に広島電鉄(中区)の路面電車が乗り入れ、市が中心となり南口広場を再整備する。「広島の陸の玄関口」が生まれ変わる。

 現在の地上7階、地下1階の「広島アッセ」は20年3月末に閉館する。1965年の開業と古く、手狭になっていた。市の南口広場の再整備に合わせて、建て替えを検討していた。

 新駅ビルは延べ約11万1千平方メートル。地下1階と2〜6階のショッピングセンターは約2万5千平方メートルとアッセの2倍になる。7〜20階にはJRグループのホテルヴィスキオ(400室規模)が開業する。

 シネコンは松竹マルチプレックスシアターズ(東京)が運営する。新駅ビルの名称やテナントは今後詰める。駐車場はビルに直結する500台分に加え別棟に400台分を設ける。

 南口広場は1、2階で計約1万9600平方メートル。路面電車の駅前大橋線が高架で乗り入れる2階部分(約1300平方メートル)に屋根を設け、自然の光や空気が入り込む開放的なデザインにする。歩行者が渡れるデッキを新設し、再開発ビルが立ち並ぶA、B、Cブロックと行き来しやすくする。

 的場町と段原一丁目の電停を通って市中心部を巡る「循環ルート」も25年春の完成を目指す。南口広場と路線整備の総事業費は約155億円。

 JR西日本広島支社、広電、市は市役所で記者会見を開き、広電の椋田昌夫社長は、駅前大橋線の景観をよくするため、将来に架線をなくす考えを示した。(東谷和平、江川裕介)


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