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アテンザ・デミオも「マツダ」 車名、海外向けと統一(2019年07月05日掲載)
2019/10/29 14:56
マツダは4日、中型車アテンザの日本名を「マツダ6」にし、小型車デミオを「マツダ2」に変更すると発表した。5月に国内で発売した新世代商品の第1弾マツダ3(旧アクセラ)に続き、海外向けの車名と統一する。マツダブランドを前面に出す販売戦略を強める。
2002年発売のアテンザ、1996年のデミオとも車名の変更は初めて。アテンザは一部改良して8月1日に発売するモデルから新車名にする。排気量2500tのガソリンターボエンジンを搭載するセダンタイプを追加し、4日に受注を始めた。
デミオは近く予定する商品改良に合わせて切り替える。発売30年を迎えた小型オープンスポーツカー「ロードスター」は、海外名はMX―5だが日本名は変えない。
長年親しまれた日本名の変更が消費者に受け入れられるかは不透明だ。福原和幸常務執行役員は「個別の商品ではなく、マツダというブランドで選ばれる企業に育ちたい」と狙いを説明。スポーツタイプ多目的車(SUV)CX―5を12年に発売して以降、マツダの支持が上向いている点も踏まえたという。アルファベットと数字だけの車名は、高級車を展開するドイツ勢に多くみられる。
店舗面でもブランド価値を高め、縮小する国内市場で販売台数の上積みを目指す。全国の販売会社と連携して、黒を基調とするシックな装いの「新世代店舗」を増やすとともに、接客の時間を長くする。完全子会社の関東マツダ(東京)の本社を建て替え、首都圏での情報発信を強める。
福原常務執行役員は「人口減から国内全体の需要は減る見通しだ。ビジネスの質を高めて販売台数を伸ばしていく」と意気込みを語った。(井上龍太郎)
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