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町民96人 損賠提訴 大島大橋事故 独会社に1人15万円(2019年09月05日掲載)

2019/10/30 14:41

 山口県周防大島町と柳井市を結ぶ大島大橋への貨物船衝突事故に伴う長期断水で精神的苦痛を受けたとして、町民96人が貨物船を所有するドイツの船会社に1人当たり15万円の損害賠償を求め、山口地裁岩国支部に提訴したことが分かった。

 訴状によると、昨年10月22日の事故で、橋敷設の水道管や通信ケーブルが破断し、町全域の断水や橋の通行規制が発生。1カ月以上の断水で生活に多大な支障が生じ、精神的苦痛を受けたと主張する。

 事故を巡っては、船会社の申し出を受け、賠償上限額を約24億5500万円とする船主責任制限法の手続き開始を広島地裁が決定している。原告側は、手続きは事故の物的損害が対象で、精神的損害は含まれていないとしている。

 提訴は7月30日付。船会社の代理人弁護士は「正式な訴状が届き次第、内容を精査し、法廷で主張を述べたい」としている。

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