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教員もいじめ「言葉失った」 周南・高2自殺 両親が会見(2019年02月07日掲載)

2019/10/30 15:04

 周南市の山口県立高2年の男子生徒の自殺を巡り、県のいじめ調査検証委員会が報告書をまとめたのを受け、生徒の両親が6日、県庁で記者会見した。学校の責任を認めた点を評価する一方、教員もいじめに関与したとの内容に「言葉を失った。ショック以外の何ものでもない」と声を詰まらせた。

 わが子が命を絶ってから約2年半。父親は「やっと遺族の声が届いた。なぜ学校が息子を助けてくれなかったのか」と涙ぐんだ。

 いじめに加わった生徒に対し「息子が受けた苦痛は『いじり』という軽いものではない。心から反省し、いじめを止める大人になってほしい」と訴えた。また、県教委や教育現場について「これで終わりではない。責任の重さをしっかり受け止め、今後の対応を早急に具体的な施策に移して」と強調した。県教委から謝罪の言葉はまだないという。

 いじめ防止対策推進法では、いじめを「児童または生徒間での行為」と規定している。会見に同席した遺族代理人の石田達也弁護士は教員の行為が「いじめ」と認定されたことは全国的に例がないと評価した。(高田果歩)

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