地域ニュース
重いかばん動画に思い 牛田中生、問題解決へ制作 ルール見直し導く(2018年03月13日掲載)
2019/10/31 16:50
中学生の重過ぎる通学かばん。この切実な問題をみんなで考えたいと、牛田中(広島市東区)の生徒が制作した動画が注目を集めている。実態を丁寧に取材し、校内ルールの見直しにつなげた。生徒が導き出した解決策は、教員に信頼してもらえる「生徒力」という。
動画は約8分。番組制作などに取り組むPC放送部の約20人が作った。昨年7月、本紙が報道した重たい通学かばん問題を受け、部員の一人が動画のテーマにしようと提案。9月から取材を始め、1カ月で完成させた。
「脱ゆとり教育」によって近年は教科書が大型化し、副教材も厚みが増す。動画では18キロものかばんの重さを量り、中身を積み上げてみせる。男性教員に生徒と同じ荷物を持って校門前の坂を上ってもらう場面もある。
さらに生徒、教員、保護者たち約50人にインタビュー。生徒の「重過ぎて倒れそう」という声に対し、「忘れ物が増えるのでは」という教員。最終的には互いの信頼関係に基づき、「置く物、持ち帰る物を自己責任で判断する」方向性を示した。
校内で上映すると大きな反響があり、学校は今年1月、置いて帰ってもいい教材を大幅に増やした。三村千秋校長は「一定のルール下で運用方法を生徒に考えてもらういいチャンス」と受け止める。
動画は昨年の市中学校総合文化祭の放送コンテストの部で1位に。今年2月末から動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開を始めた。部長で2年の村田菜さん(14)は「重いかばんは全国の中学生の共通の悩み。動画を見て解決のヒントにしてほしい」と期待する。(ラン暁雨)
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