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陣営関係者から「1日3万円」依頼(2019年11月02日掲載)

2019/11/7 22:50

 自民党の河井案里氏(46)が7月の参院選広島選挙区(改選数2)で初当選した際の公選法違反疑惑が報じられた問題で、別の選挙で車上運動員をした経験がある広島県内の女性が1日、中国新聞の取材に、参院選前の今春に「案里さんの陣営関係者から『1日3万円でどうですか』と依頼された」と証言した。

 女性によると関係者は、陣営に加わる案里氏の支援者とつながりがある。依頼を受けた時期は、自民党本部が広島選挙区での2議席独占を目指して案里氏を公認し、陣営が夏の選挙戦に向けて組織づくりを進めていた頃にあたる。

 女性は過去の選挙で、別の政党の陣営で車上運動員をした経験があり、公選法が定める報酬の上限が1日当たり1万5千円だと知っていた。「3万円は魅力的だったが、公選法違反のリスクを考えて断った。上限額以上が当たり前、という印象だった」と振り返る。

 案里氏の事務所に事実関係を問い合わせたが、1日夜現在で回答はない。

 案里氏は7月の参院選で、選挙事務所が車上運動員13人に法定上限を上回る日当3万円を払ったとする疑惑が報じられた。31日に「事務所運営や事務は、法令順守の方針のもと、信頼できるスタッフにお願いしてきた」とのコメントを出している。(久保友美恵、樋口浩二)

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