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親子3人無理心中か 民家に3遺体

2019/11/8

3人の遺体が見つかった民家を調べる広島県警の捜査員(広島市安芸区瀬野町、8日午後3時4分)

 8日午前11時15分ごろ、広島市安芸区瀬野町の民家を訪ねた住民から「誰からも応答がない」と110番があった。海田署員が駆け付けると、この家に住む会社員増田哲伸さん(40)と妻の真由子さん(36)、3歳の長女とみられる女児が遺体で見つかった。広島県警は現場の状況から無理心中の可能性があるとみている。

 県警捜査1課などによると1階の浴室で哲伸さん、廊下で真由子さん、2階の部屋で女児が発見された。哲伸さんの腹、真由子さんの背中に切り傷があるなど3人とも出血があり、1階の廊下付近に血の付いた包丁が落ちていた。1階の玄関は鍵が掛かり、土足で侵入されたり物色されたりした形跡はないという。

 現場はJR瀬野駅の北西約2キロの住宅団地にあり、増田さん一家は3人暮らし。通報した近くのケアマネジャー山添誠さん(44)はこの日、真由子さんの友人から「一緒に七五三に行く予定だったが、朝から連絡が取れない」と聞き家を訪ねた。「敷地に割れた酒瓶が散乱し、そばにあった腕時計に血が付いていたので不審に思った」と話した。

 一家は、近くの公園で仲良く遊ぶ様子がたびたび目撃されていた。70代の女性は「奥さんは気さくでいい人。旦那さんも仕事が休みの日は娘を三輪車に乗せて散歩していた。悩みを聞いたことはないし、信じられない」と驚く。真由子さんと女児をよく見掛けたという80代の男性は「女の子は元気でかわいい子。わしらのアイドルだったのに」と肩を落とした。


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