• トップ >
  • 地域ニュース >
  • アーカイブ >
  • この人 2020年東京五輪のサッカー男子日本代表の監督に就任する 森保一(もりやす・はじめ)さん(49) 感謝忘れず挑むメダル(2017年10月31日掲載)

地域ニュース

この人 2020年東京五輪のサッカー男子日本代表の監督に就任する 森保一(もりやす・はじめ)さん(49) 感謝忘れず挑むメダル(2017年10月31日掲載)

2019/11/10 13:59
この人 森保一監督(30日午後1時9分、撮影・浜岡 学)

この人 森保一監督(30日午後1時9分、撮影・浜岡 学)

 華々しい東京五輪のサッカー男子日本代表監督の就任会見でも感謝の思いから切り出した。「お忙しい中、たくさんの関係者に足を運んでいただいてありがとうございます」。40社100人の報道陣に頭を下げた。J1サンフレッチェ広島の監督時代も試合後の会見冒頭は常にサポーターへの謝辞。周囲への心配りは、日の丸を背負う指揮官になっても変わりなかった。

 その姿勢は元広島総監督の今西和男氏の教えが源泉にある。「サッカー選手である前に、よき社会人であれ」。無名の存在だった長崎日大高から1987年に広島の前身マツダに加入。オフト監督やバクスター監督の指導を忠実に守り、守備的なMFとして主力選手へ成長。94年の第1ステージ初優勝に貢献し、日本代表でも活躍した。

 2012年に広島の監督に就任。「自分は足りないところがいっぱいある。コミュニケーションを取るのは好き」。選手や首脳陣と垣根をつくらず話し合い、最大限の力を発揮するチームづくりに尽力。組織力を発揮しJ1で3度の優勝に導いた。

 今季は成績不振で7月に解任。知人に誘われ、人目の付きにくい瀬戸内海の島に釣りへ行った。見ず知らずの釣り人に自らあいさつし、知人を驚かせた。指導者の道をサポートした知人が開いた慰労会には妻も呼び、夫婦でお礼の言葉を伝えた。

 代表監督となっても自然体を貫く姿は変わらない。「サッカー選手としても人としてもプラスになったと思ってもらえるように指導したい」。選手、監督として広島時代に培った経験を土台にメダル獲得に挑む。広島市南区在住。長崎市出身。(川手寿志)

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

アーカイブの最新記事
一覧