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広島・戸河内でクマ捕獲3頭 引き続き警戒(2019年06月14日掲載)

2019/11/12 22:49
同じ個体かは不明だが、捕獲場所近くの太田川に姿を現していたツキノワグマ

同じ個体かは不明だが、捕獲場所近くの太田川に姿を現していたツキノワグマ

 広島県安芸太田町戸河内地域で13日朝、ツキノワグマ3頭が、わなに掛かっているのが見つかった。町役場から西約700メートルの太田川沿いで、目撃情報が相次いでいたため町が現場付近にわなを仕掛けていた。周辺には他の個体がいるため、町は引き続き注意を呼び掛けている。

 町などによると、午前6時半ごろ、わな3カ所に1頭ずつ入っているのを確認した。3頭は体長132〜62センチ。周辺には住宅や商店があり、5月下旬から日中を含め目撃が相次いでいた。これまでに追い払い用の花火などを使って山に戻そうと試みたが繰り返し現れ、捕獲直前にも中州の桑の木に1頭が登っていた。捕獲した3頭について町は人里に戻ってくる可能性が高いとして殺処分した。同日夕には再び桑の木近くで2頭が目撃された。

 町に寄せられたツキノワグマの6月の目撃情報(痕跡含む)は13日午後5時時点で22件。うち戸河内地域が19件と大半を占める。

 近くの戸河内小は、児童や保護者に、朝夕は1人で外出せず山に近づかないよう注意を呼び掛けている。地元自治会長の沖段琢磨さん(64)は「餌となる桑の木があって居着いてしまっていた。通学する子どもや散歩をする住民がいるので心配だ」と話す。

 町産業振興課の瀬川善博課長は「渓流釣りや登山に訪れる方も注意してほしい」と話している。(山田太一)

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