地域ニュース

尾道ラーメンの礎、休業へ(2019年06月08日掲載)

2019/11/23
休業が決まった朱華園本店。入店を待つ住民や観光客たちの列ができている(7日午前、尾道市十四日元町)

休業が決まった朱華園本店。入店を待つ住民や観光客たちの列ができている(7日午前、尾道市十四日元町)

 尾道のラーメン人気の礎を築いた尾道市十四日元町(とよひもとまち)のラーメン店「朱華園(しゅうかえん)」本店が19日から休業することが7日、分かった。関係者によると、檀上俊博社長(68)が体調を崩したことなどが理由という。

 本店にはこの日、休業を知らせる紙が張り出された。店員によると、再開の予定については「分からない」という。本店からギョーザなどの配送を受ける松永店(福山市柳津町)は、18日の営業を最後に閉店する。

 朱華園は1947年ごろに檀上社長の父正儀さん(94年、78歳で死去)が屋台で創業。豚の背脂の浮いたスープと自家製平打ち麺が人気で「尾道ラーメンブーム」をけん引してきた。昼時には平日でも行列が絶えず、大型連休時などは1日千食以上を売り上げている。

 25年ほど前から通い続ける東京都世田谷区のラーメン店主梁浦正臣さん(50)は、旅行で尾道滞在中に休業の情報を知り駆け付けた。「懐かしい味で、尾道のラーメンといえばここ。ショックとともにさみしさが強い」と惜しんだ。(村島健輔、田中謙太郎)

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

アーカイブの最新記事
一覧