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尾道、最後のラーメンに長蛇の列(2019年06月19日掲載)

2019/11/23
休業前最後の営業を終え、のれんを下ろす檀上社長

休業前最後の営業を終え、のれんを下ろす檀上社長

 尾道のラーメン人気の礎を築き、休業を発表していた「朱華園(しゅうかえん)」本店(尾道市十四日元町=とよひもとまち)が18日、営業を終えた。最後の日まで名店の味を惜しむ長い行列ができた。檀上俊博社長(68)は、再開について「体調が戻ることが条件だが、前向きに考える」と述べた。

 午前10時には100人を超す行列ができ、約30分繰り上げ10時半に開店した。行列の先頭だった川崎市高津区の会社員佐藤淳一さん(53)は、午前6時から並んだ。「この店を訪れるために尾道に来ていた。寂しい思いしかない」と「最後の一杯」をかみしめていた。客だけでなく地元住民も店舗を写真に収める姿が目立った。

 午後5時すぎに完売。檀上社長はのれんを下ろした後、「たくさんの人に愛されている店だということを再認識した。感慨深さと悔しさがある」と振り返った。自身が体調を崩したことが休業の理由とした上で「再開する場合は後継者や店舗などの態勢も整える必要がある」と説明した。

 松永店(福山市柳津町)は18日限りで閉店。同店でも長い行列ができた。(村島健輔)

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