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克行氏スピード違反指示報道 公安委員長「県警が適切対処する」(2019年11月8日掲載)

2019/11/8 23:05

 武田良太国家公安委員長は8日の参院予算委員会で、法相を辞任した自民党の河井克行氏(広島3区)が大臣在任中に広島県内を車で移動する際、秘書にスピード違反の運転を指示したと週刊誌で報じられた点について「広島県警で事実関係を確認し、それに基づき適切に対処すると考えている」と述べた。立憲民主党の福山哲郎氏への答弁。

 今週発売の週刊文春は、河井氏が10月5日、自身の選挙区である広島市安佐北区や広島県北広島町のイベント会場を回る際、警護官(SP)も同乗している車の後部座席から、運転する秘書に指示し、制限速度を60キロ超える140キロで高速道路を走行したと報じた。

 この記事によると、河井氏の車の後続には県警の車が付き、県警から河井氏サイドに「こちらとしてはかばいきれません。時間に余裕を持って、時間割を組んでください」との電話があったとしている。

 武田氏は、県警が事実関係を確認するとの見通しを示した上で「速度違反の成否は同乗者の有無や用務に影響されるものではない」「どんな方が乗っているかどうかで左右されることはない」と説明した。福山氏は「県警も対応に困っただろう」と述べた。

 大臣の任命責任を問われた安倍晋三首相は「委員(福山氏)が挙げた事案を私は承知していない」とし、「行政を前に進めていくことで責任を果たす」とした。

 この問題を巡り、菅義偉官房長官は同日、参院予算委に先立つ定例の会見で「週刊誌報道を読んでいない。政府として答える立場にはない」と述べた。

 中国新聞は週刊誌の報道を受け、河井氏の事務所に事実関係について文書で聞いたが、8日までに回答はない。(下久保聖司、境信重)

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